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2018年8月22日 (水)

テレビ報道の意図を見極めよう

 テレビドラマを見ていて感じることですが、当然作者(演出家)の狙いは、そのストーリーを展開することで、視聴者に興味を抱かせ、感動を与えることにあるのでしょう。従ってそのストーリーを展開を受け持つ役者の動き、表情や、音楽、背景など細かい作り込みが必要になります。

 視聴者側に立ってみると、ストーリー展開に視聴者なりの期待感があり、それとドラマのストーリーが一致すれば、満足度が上がります。ところが時には「えっ!」と思うような、視聴者の予測とは異なる展開になることもあります。わざわざ主人公の行動が順調にいっているのに、突然大きな災難に見舞われたり、関係者に不幸が襲ったりと。それはその後のより大きなプラスの展開に持って行くための用意された伏線と言うことで、良くある展開です。こうして作者は視聴者と相対峙しながら、作戦を練って行くのでしょう。

 報道番組も、プロデューサーやキャスターと視聴者の間の、言葉と映像によるコミュニケーションです。ただこの場合もドラマと同様、一方通行の情報伝達ですから、双方向コミュニケーションではありません。本来報道とは事実の伝達がメインであるべきですが、最近は単なるニュース報道では無く、解説や論説が発信側から送られます。この解説や論説が事実に基づく客観的なものであればいいのですが、残念ながら所謂「色」が濃くつけられています。

 色がつく、即ち発信側のフィルターにかかり、意図が加えられると、視聴者はその意図をくみ取らねばなりません。報道はドラマの場合と違い、作られたものという意識が薄いと言う先入観が視聴者にありますから、徹底的なあまのじゃくでも無い限り、「そう言うものかなぁ」という感覚で見てしまう恐れがあります。特にそれが繰返し報道されればなおさらです。

 メディアの恐ろしさはそこにあります。女子レスリングのパワハラ報道、日大アメフトの危険タックル報道、アマチュアボクシング連盟のスキャンダル報道、いずれも連日連夜くり返され、視聴者の頭にこびりついています。これらの事件はいずれもその批判を受ける対象者達に非があるのは事実ですが、異常と思われる位バッシングが与えられています。

 2歳の行方不明の男の子を救出したボランティア尾畠さんの件や、初めて夏の甲子園で決勝に進出した金足農業の件、こちらはメジャーな報道ですが、尾畠さんの取り上げ方がこれも連日異常なまでの取り扱い、金足農業に至っては決勝で敗れたのに、優勝した大阪桐蔭より遥かに時間をかけて報道しています。

 こうした報道の姿勢、過剰に繰返し報道する姿勢は、視聴者側の興味を引くと言うより、視聴率稼ぎが前面に出ていますし、プロデューサーにとって他局と同様な報道をしないと置いて行かれるという、恐れもあるのかも知れません。

 それより怖いのは、「モリカケ」に代表される政治的要素を持った報道です。これについては先述したのでくり返しませんが、視聴者としては、必ずフィルターがかかっている、発信側の意図が隠されている、と思って視聴される必要があります。「市民の声」と言ってインタビューを報道していますが、これも一方の意見しか放映しない、あるいは誘導質問をしている可能性も高いので、そう思っていた方が無難でしょう。いずれにしても騙されないことですね。

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