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2018年9月 8日 (土)

理論と現実の乖離

 企業の人材育成に携わった経験を少し述べてみます。部門のマネージをする傍ら、経営戦略や論理思考の講師も兼ねていました。そこで感じたことは、そう言った理論は様々な研究機関や書籍から、恐らく日本だけで無く世界でも一流のものを導入でき、一応その企業にあったものに編集したにしても、やはり「理論」だということでした。

 と言うのは理論というのは様々な外乱が複雑に絡み合った現実の世界では、適用がかなり難しいということです。もちろん役に立たないことはありませんが、その効果的運用には現実をかなり深く分析し、よく世間で言う「現場、現実、現物」をきちんと認識しなければ、宝の持ち腐れになりやすい、と言うことです。

20180116233222_2  このように、理論と現実とはいささか趣が異なります。そこで最も理論を研究している「大学教授」を見てみたいと思います。大学教授でも一般的に理系と言われる医学や工学、農学や科学といった分野は、対象が自然界の具体的「もの」の世界ですから、所謂「現実」を捉えている関係上、その理論は現実と余り離れてはいないと思われます。しかし文系と言われる経済学や法学、教育学や政治学など、抽象的な対象となると、現実の世界が非常に複雑で、理論と現実がなかなかうまくかみ合わないことも多いと思います。ですから理系のようにこれが正しい解というのが少ない理論の世界になります。

 問題はこのように文系の大学教授は、その理論には絶対な解が無いと言う認識があればいいのですが、一部の教授にはそうでない人もいます。慶応の名誉教授の金子勝氏はマルクス経済学信奉者。法政の山口二郎教授は民主党(保守の対立軸)偏重の政治学者です。この二人は理論先行というより、世間知らずの現実離れした、持論固執型教授です。共通するのは戦後日本を現在の形に導いてきた保守政治の成果を現実視せず、ひたすら持論のみ展開し、反保守の理論に凝り固まっていることです。

 そしてまた共通するのは、安倍政権を口汚く罵ること。金子氏は「愚かな安倍は権力者を誇ろうとしています。バカだからです」と言ってみたり、山口氏は「安倍に言いたい、お前は人間じゃ無い。たたき斬ってやる」と言っています。自分の意見と合わないからと言って、大学教授たるもの、この物言いはまるで子供です。

Yamaguchi1  このように「象牙の塔」に入り込んだ現実を見ない、理解できない、いわば片輪の様な人が大学教授として、まだ考えも固まっていない学生に、持論を押しつけていると思うと恐ろしくなります。ただこの二人だけでは無く、大学、それも旧帝国大学の文系教授は、戦後一貫してマルクス主義を信奉する教授が多数を占め、それによりその教え子となった官僚、弁護士、学者、ジャーナリスト、メディア関係者に多数のサヨク人を生み出してきました。

 もちろん文系教授の中にも現実を直視し、持論に固執せず柔軟な思考をお持ちの方も多くいます。そうした教授が日本の大学にも主流を占め、より現実に立脚したイデオロギーとは無縁な、学者空間を構成されることを切に望むものです。


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