理不尽な韓国に今こそ立ち向かう必要性
韓国の反日行為が止まりません。「2018大韓民国海軍国際観艦式」で、日本の艦艇に旭日旗を掲揚するのを自粛するよう要請したのに対し、日本がこれを拒否、参加を見合わせました。ところがその式典で、自国の艦艇には豊臣秀吉軍を撤退させた、イスンシン将軍の旗を掲げるという暴挙に出たのです。
この観艦式では3つの反日行動があります。①旭日旗を掲揚拒否し軍旗無しでの参加要請、②自国の艦艇には軍旗掲揚は認める(実は他国の艦艇も自粛要請を無視して、ロシア以外は掲揚したようです)、③韓国の艦艇は対日戦勝利の将軍旗を掲揚、です。
ここまでされても政府は抗議するのみ。数十年の歴史を振り返っても、韓国は抗議を受け入れたことなどありません。それどころかまた同様なことを繰り返すのみです。即ち抗議しても聞く耳を持たないのですから、全く埒があきません。この繰返しです。
今回の旭日旗問題、以前述べたように旭日旗そのものは海上自衛隊の公式な軍旗ですし、どこで掲揚しようが何ら問題があるはずもありません。ましてや「戦犯旗」などと言うのは、韓国の勝手な言い方であって、韓国以外どこの国もそんなことは言っていません。
この問題以外にも、慰安婦問題や徴用工問題など、日韓条約や慰安婦合意を経て解決済みだとされる問題を、一部活動家の扇動の元に煽られた世論に押されて、何度も蒸し返しています。
慰安婦については3年前に日韓合意で取り交わされ、「最終的、不可逆的な解決を確認した」はずなのに、文政権になってまた蒸し返してきており、合意を元に設立された「和解・癒やし財団」も、一方的に年内に解散すると言ってみたり、まるで無法国家のようです。また日本政府の撤去要求にも拘わらず、韓国内のみならず米国等外国にまで慰安婦像が設置されています。
また徴用工問題についても、1965年の日韓条約締結に伴い、請求権協定で解決済みの案件です。ところが個人請求権は別だと訴訟が起こされ、1,2審では日本側が勝訴しましたが、個人請求権は認める立場の最高裁で差し戻されています。差し戻し裁判では日本側は敗訴、今上告中ですが、年内に出されるだろう最高裁判決では日本側の敗訴の可能性が高いとされています。
日韓請求権協定の趣旨に沿えば、個人の請求があっても、韓国政府が支払う立場にあるのに、なぜこんなことになるのでしょう。慰安婦への賠償についても同様なことが言えます。いやどちらの場合も賠償責任があるのかどうかもあやしいものです。強制連行や強制労働があったという証拠があるのでしょうか。
いずれにせよ、韓国がここまで次々と所謂「難癖」をつけてくるのには、日本側の「甘い」対応があると思います。その理由は戦前の「日韓併合」を韓国側が「非道な植民地支配」と勝手な論理付けを行ない、日本に対し戦前戦中を通じて「被害者」という立場で攻め続け、日本側はGHQに押しつけられた「自虐史観」のもと、これに反論することなく「謝罪」と「賠償」を続けるという、最悪のスパイラルが続いているからでしょう。
だがもう戦後73年経過し、いくつかの合意を通じて、賠償と十分な謝罪は済みました。これ以上の要求にはきっぱり断りを入れる必要があります。そしてなおもそう言う要求や理不尽な態度を示した場合は、今度は「制裁」を用意する必要があるでしょう。なぜなら「甘い」対応がこれまでの要求や態度の元ですから、「制裁」を以て気づかせる必要があるからです。
更には「竹島」の問題が残っています。これは明らかに戦後の混乱に乗じて、不法に占拠された領土です。歴史的にも国際法に照らしても日本の固有領土である「竹島」は、絶対に奪還しなければなりません。
そのためには強い態度で「制裁」を発動できる外交力をつけるため、「軍事力」の後ろ盾は絶対必要です。9条を改正し、日本を取り戻す。それが喫緊の課題だと考えます。
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