気候変動は人間活動が主な原因?
今回は歴史や政治を離れて気候変動について取り上げてみます。実は最近なぜか天気予報が外れやすくなっているように思われます。最近の例でも気象庁の予報では雨だったのに晴れてみたり、その逆の晴れから雨に変わったりと、外れる場合が結構目立ちますね。
2,3日前の天気予報で、気象予報士が「気象庁の発表では曇りだけど、晴れると予想します」などと、気象庁の予報を覆す予報をしたりしていました。気象庁の予報は数値予報モデルを元にした計算結果から割り出した予報です。それより気象予報士の「勘」の方が当たりますよ、と言っているのでしょうか。
気象庁の発表しているデータでは、予報精度は年々向上しているので、今年になって急に落ちたのか、あるいは所謂「感じ」だけで捉えた結果なのでしょうか。
この当たり外れとは別に、急に寒くなったり暖かくなったり、気候の変化が激しくなっています。今年の夏は猛暑でしたが、秋口には一気に気温が下がったり、また暑くなったり。本当に変動が激しくなっています。
更には夏から秋にかけて、西日本豪雨の発生や多くの台風が発生し、日本に近づく台風も多い年でした。赤道近くから温帯にかけて西太平洋の海面温が非常に高かった影響のようです。以下は7月の西日本豪雨、9月の台風21号の被害写真です。


天気予報が当たらない理由を「知っておきたい生活の知恵」から以下に引用します。
1.最近の異常気象
2.海上の様子がわかりにくい
3.アメダスや衛星からの情報に限界がある
4.スーパーコンピュータの分析精度がまだ発展途上にある
5.気象は地球規模の話で、日本だけで判断するのは困難
6.ヒートアイランド現象や建造物の変化なども考慮に入れる必要がある
7.太陽の活動などでも変化する
この当たり外れとは別に、急に寒くなったり暖かくなったり、気候の変化が激しくなっています。今年の夏は猛暑でしたが、秋口には一気に気温が下がったり、また暑くなったり。本当に変動が激しくなっています。
更には夏から秋にかけて、西日本豪雨の発生や多くの台風が発生し、日本に近づく台風も多い年でした。赤道近くから温帯にかけて西太平洋の海面温が非常に高かった影響のようです。以下は7月の西日本豪雨、9月の台風21号の被害写真です。


このように天気が変わりやすく予報も外れる、気温の変化が激しい、豪雨や台風などの発生が多い、今年はそのような現象をが集中的に起きた年でした。これが温暖化の影響なのか、気候循環の所為なのか分りませんが、だんだん酷くなっていると言うことは、人間活動が何らかの影響を与えていることは間違いないように思われます。
国連の気候変動に関する政府間パネル(IPCC)が、既に2013年に気候変動は人間の活動によって引き起こされている可能性が「95%」に上るとの報告書をまとめています。それ以前の報告書では「90%」としていて、この時点でそれより5%高くなっているので、今ではほぼ100%人間活動が原因とされるかも知れませんね。
(この記事 イイネ! と思われたら、下記バナーの応援クリックをお願いします。)
(お手数ですがこちらもポチッとクリックをお願いします)
« BPO(放送倫理・番組向上機構)は機能しているのか | トップページ | 高額報酬の基準はどこに? »
「天候」カテゴリの記事
- 気候変動は人間活動が主な原因?(2018.11.19)