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2018年12月23日 (日)

韓国レーダー照射の敵対行動

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 韓国海軍駆逐艦が石川県・能登半島沖で海上自衛隊のP1哨戒機に火器管制レーダーを照射した問題が、20日15時頃日本の排他的経済水域内で発生しました。照射は2回で数分間に及んだそうです。

 これに対し韓国側は、韓国国防省関係者の話として
「レーダー使用は遭難した北朝鮮船舶捜索のためで、海自の哨戒機を狙ったわけではない」と報じたようです。これに対し日本の防衛省は「(火器管制レーダーは)広範囲の捜索に適さない。遭難船舶の捜索には水上捜索レーダーを使用するのが適当だ」と指摘し、北朝鮮船捜索のため火器管制レーダーを使用したとする韓国側の主張に疑義を呈しました。 

 日本の主張に対し、韓国側の見解では
「海自の哨戒機を追跡する目的でレーダーを使った事実はない」「正常な作戦活動をしただけだ」「日本は異常反応」「岩屋防衛省が二日連続で抗議したのはやり過ぎだ」と言うように、事実を否認し、本質から外れた議論や、言い逃れ的な発言が多く、謝罪や再発防止の見解は今のところ出ていません。

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 今回の事案は徴用工問題等とは次元の違うレベルの問題で、もはや日本の安全保障上看過できない問題だと思います。海自の幹部が言うようにまさに敵対行動そのものでしょう。官邸筋からも「文在寅政権はもう相手にしない方がいい」との声も出始めているようです。またある防衛省幹部は「米軍なら敵対行為とみなし即座に撃沈させてもおかしくない」と語ったようです。

 しかし
「外務省の金杉憲治アジア大洋州局長が23~25日に在韓公館長会議出席のためソウルを訪問する予定で、韓国外務省幹部に説明を求めるとみられる」と言うように、このような重大な事案でも、公式には岩屋防衛省の抗議だけで、しかも韓国に赴いての説明を求めるなどと、従来通りの「お人好し外交」で良いのでしょうか。確かに政府筋の反応も今までよりは強くはなっていますが、韓国も慌てふためいている様子が全くありませんから、またもや「口先だけ」と言う感が強くするのは筆者だけでしょうか。

 
「米軍なら敵対行為とみなし即座に撃沈させてもおかしくない」-米軍ではなくても自衛手段として反撃できるのではないですか?「文在寅政権はもう相手にしない方がいい」-実際に「謝罪と反省がなければもう相手にしませんよ」と言ってみてほしいものです。またこんなにも舐められているのに、野党の方々はどう捉えているのでしょうね。枝野さんや玉木さんに聞いてみたいものです。

 

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