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2018年12月21日 (金)

移民・難民の排出国の責任

 

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 この秋、中米諸国からの移民の集団「キャラバン」の一部がメキシコ側から強硬に米国へ入境しようとしたことが話題になっていますが、彼らが目指す米国に限らず、シリアを初めとする中東・北アフリカ諸国からの難民の問題を抱えるヨーロッパ各国も同様、頭の痛い政治課題になっています。少し前にはロヒンギャの難民がバングラデシュに押し寄せる問題もありました。

 幸い日本は島国と言うこともあり、また周りに北朝鮮を除いて差し迫って難民を排出する国家はありませんが、いつ何時その事態が発生するとも限りません。つい最近外国人の労働者受け入れを狙って、入管法の改正(改正出入国管理・難民認定法)が行なわれたばかりですし、移民や難民の問題は注目度の高いテーマの一つでしょう。

 ところでこれに関していつも思うのですが、紛争当事国以外で移民や難民を輩出する国に対する、国際世論の盛り上がりやメディアの報道が余りにも少なすぎる感じがします。国に問題があるから移民・難民を出すことになるのでしょうから、その国に対し国連やその他の国際機関が、その国の責任という観点から、なぜ指導や勧告を行なわないのか、不思議に思います。
 

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 シリアやロヒンギャのように戦乱が酷く、逃げ出さなくては命が危ないような、本当の意味での難民の場合は別にして、移民を輩出する中米諸国の場合などは、国の指導者の施策が問われていると思います。実態は相当酷いのかも知れませんが「キャラバン」の映像を見るかぎり、本当に絶対国を出なければいけない人たちなのか、疑問に思う部分もあります。


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 一般論では、移民・難民は可哀想、出来るだけ受け入れる必要がある、と言うのが正論でしょうが、一方なぜその国を出なければならないのか、国はそれに対してはどう対応しているのか、と言うことも同時に検証して行く必要があるように思います。そのことは即ち国としての統治能力に繋がる課題だからです。統治能力が無い国の国民はどうするのか、これこそ国連としての重要課題ではないでしょうか。


 赤ん坊は産まれるに際して、親を選べないと言うことがよく言われます。同時に国も選べません。移民排出国に生まれれば、それだけで過酷な運命にさらされることになります。国という形を取るならば、せめてその国民が国を捨てなくても良いように、しっかりした統治をする責任があると思います。

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