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2018年12月26日 (水)

熟練職人と後継者問題

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 最近面白くなくなったと思うテレビでも、食事の時に同時にすることが出来るのは、テレビ視聴なので、何となく見ています。そこで最近目にしたシーンの一つは、確かスペインでしたが、散髪に日本刀を使う理髪師。もう一つはペルシャ絨毯の汚れ落としや、修復をするイランから来た職人の作業シーンでした。その中で何と日本の鍬が使われていたのです。

 日本刀の場合は、髪の毛をそぎ落とすくらいですから、切れ味の鋭さが必要ですね。それを見込んで日本刀を使用しているのだと思います。ただこのシーンは所謂「ヤラセ」ではないかという雰囲気がぷんぷんしていました。そのあと髪にバーナーで火を点けて焼き切るようなシーンもあったので、余計そう思いましたが。

 ペルシャ絨毯の鍬の場合は、汚れを落とすために洗剤を使った後、水で流すときに使用していました。日本の鍬を使う理由は、鍬の先がまっすぐ一様で、波打っていないから水切りが良く出来るので、使っていると言うことでした。日本刀も鍬も日本の伝統的な製作技術があるからこそ、使われているのですね。

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 このように日本の伝統の織物や染め物、漆器や陶磁器、人形や置物、洋食器や各種工具など熟練な技能を持つ職人の手に懸かったものは、その見栄えやデザインだけでなく、機能も十分に備えています。そう言うものを見る度に感心します。

 しかし最近問題が出て来ているのは、その職人の後継者がなかなか見つからない、若い人はあまり職人になりたがらないようです。本物になるのに数年や数十年という長い年月を要することもあるでしょうし、そもそも派手さがないことも要因かも知れません。

 例の貴乃花の息子が、靴職人になりましたが、彼も職人だけにとどまらず、タレント稼業も希望してきていますから、将来は分りませんね。このように職人のなり手が少ない状況が続けば、将来こう言った日本古来の工芸品などが、次第に消えていくことになるのかも知れません。寂しいことです。

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 余談ですが、前述のペルシャ絨毯の件、一枚百数十万円もするものでしたが、洪水かなんかで泥まみれになったものを、汚れを落とすシーンが映っていました。これをイランの職人たちが、終わった後持ち主が「購入したときの様に綺麗になった」と言うくらい、きちんと仕上げていました。掃除代は4万数千円だったと思います。

 また端っこを犬に噛まれて欠損した絨毯の修復。同じ種類の同じ色の在庫の糸を使い、これまた見事に修復していました。こちらは確か30万円で少し高い感じはしましたが、延べ90時間かかったと言うからそんなものかも知れません。

 イランと言えばペルシャ絨毯で有名。ですからやはり職人芸は日本同様秀でているのでしょうね。同じアジア人ですし、親日国と聞いていますので、久々に興味深くテレビを見た次第です。テレビもばかげたバラエティ番組とか反日の報道番組ばかりでなく、この番組のように見る者に感激させるようなシーンを増やしてほしいものです。


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