疑惑だらけの野党第一党、立憲民主党
日本の野党第一党、現在は衆参両院とも立憲民主党です。そもそも国会議員は立法府での国民の代表たる代議員ですから、国民の為の政策立案に真摯に対応すると共に、その成果を国民に還元する重要な役割があります。
野党といえどもその役割は与党同様果たさねばなりません。その点は後で述べたいと思いますが、まず議員個人として犯罪暦や疑惑のあることがタブーであるのは、与党と全く同様の立場であることは、間違いありません。
ところがこの立憲民主党所属の議員には、多くの疑惑がついて回っています。まさに過去辻元議員が発した迷言「疑惑の総合商社」そのものです。
まず、代表の枝野幸男氏。彼は1996年の衆議院選挙への立候補の際、JR東労組大宮支部執行委員長と「私はJR総連及びJR東労組の掲げる綱領(活動方針)を理解し、連帯して活動します」などが記された覚書を交わした、と『新潮45』に掲載されたことがあります。このJR総連及びJR東労組は「革マル派活動家」が相当浸透している労働組合で、枝野氏自身に関連疑惑がついています。
次に辻元清美国対委員長。まず2002年に秘書給与流用事件で逮捕起訴され、懲役2年執行猶予5年の実刑判決を受けています。また民主党政権で国交副大臣であった時期、豊中市が森友学園の隣接地「野田中央公園」購入時に、大幅な補助金支給があり、豊中市負担は14億円超の実質価格にも拘わらず、僅か2千万円超のみで国有地払い下げが行われた事実に関する疑惑もあります。また半ば反社会的団体である、連帯ユニオン関西生コン支部から献金を受けていた事実も発覚しています。まさに疑惑の総合商社の中心人物です。
蓮舫副代表。言わずと知れた二重国籍問題。「台湾」籍は抜いたそうですが、二重国籍のまま議員となっていたのは問題でしょう。その他本人の覚醒剤使用の男性との不倫疑惑や、公設男性秘書の強制わいせつ問題も発生しています。
山尾志桜里議員。世間を騒がせたダブル不倫問題。自身も相手(倉持麟太郎弁護士)の夫婦も離婚と言う結末になり、相手の妻を不幸のどん底に落としました。しかもこの相手を事務所の政策顧問にし、公私混同ではないかとの批判も浴びました。更に公設秘書が私的な車のガソリン代を公費で支出していた疑惑も生じています。
吉田統彦議員、共同通信の報じた、「東京医科大側が立憲民主党の衆院議員を通じて元医療コンサルタント会社役員谷口浩司容疑者に相談を持ち掛けていたとみられることが13日、関係者への取材で分かった」、と言う「文科省汚職事件」に関係した立憲民主党の議員が吉田議員だという疑惑があります。接待を受けていた画像がネットで拡散されました。
これだけ様々な疑惑があるのに、その多くはマスコミ、特に地上波TVでは取り上げられません。何かこの党とマスコミの間で裏取引があるのでは、と思うくらい「報道しない自由」を活用されています。与党議員のスキャンダルは重箱の隅をつつくように報道するのに、全くアンフェアですね。
それはさておき、このように「疑惑の総合政党」の立憲民主党ですが、国会対応でもただただ反対のための反対しかしない、出来ない政党に成り下がっています。その代表的なものを、国対委員長の辻元議員の発言から幾つか引用します。
「もう、国会うんざりですわ。安倍晋三の顔を見るだけでいやになるというか。考えられないような政治の私物化。今、アベトモファースト。安倍さんの友達がファーストになっているんではないでしょうか。『アベトモ政治』に終止符を打ちたいと思っている」
「安倍晋三政権の横暴極まれりだ。数の横暴を通り超してパワハラだ」
どうでしょうか、この発言から立憲民主党が何か国民の為に成し遂げようという意志が感じられるでしょうか。ただ安倍政権の批判をしているだけ、だから自分たちはこうする、こうしたい、という文言がこれぽっちもありません。こんな政治家連中を世に出しているのです。本当に有権者は真剣に政治家選びをしなければなりません。
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