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2019年1月19日 (土)

防衛の重要性の再考、国も個人も

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 アメリカのドラマを見ていると、刑事役が犯罪者を射殺するシーンが良く出てきます。銃を持って撃とうとしている犯人に、刑事が銃口を向けられていなくても、被害者を巻き込んだり、刑事に刃向かってくる意志があれば、射殺すると言うシーンもあります。

私など胸をわざわざ撃たなくても、足でも狙えばいいと思うのですが、当たらないと自分が撃たれるので、恐らく撃たれる前に撃てと言うことでしょう。もっと言えば殺される恐れがあるので殺すという、正当防衛の考えがあるのでしょう。フロリダなど法制化された州もあります。

 それに対し日本では警官がいきなり射殺などしたら、大変な騒ぎになるでしょう。少なくとも犯罪者が拳銃を所持し、抵抗をする構えを見せたら、まず説得工作、続いて威嚇射撃、そして最後まで射殺を回避し、本当の意味で殺される恐れがはっきりした時点で、自己防衛の意味で犯人を撃つ。そうしないとマスコミが騒ぎます。

 下手をすると警官が射殺されるかも知れませんが、その時は殉職で片付けられるのが落ちでしょう。元々日米では拳銃の所持について、根本的な違いがあり、銃刀法で所持を禁じられた日本では、持ってないという前提で警備が行なわれています。でも不法に所持している犯罪者もいるのです。その場合は日本では、一般人も含めてですが、警官や刑事のリスクは大きいと言えます。

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 日本ではかつて豊臣秀吉により刀狩りが行なわれ、武士階級しか刀剣を持てなかった歴史があります。その流れが今でも続いていて、自衛隊員や警察関係者しか銃器は持てません。そういうことが出来たのは、豊臣秀吉の時代から日本は全国的に統一され、為政者による軍と治安の管理が出来上がったからだと考えます。

 それに対しヨーロッパ人の植民地であり開拓地であったアメリカは、原住民の制圧のため、あるいは仲間同士の土地や資源の奪い合いのため、統一以前に他人や他の集団に対する自己防衛意識が極めて強く、又統一後も広い国土で州の独立性も強いことから、国家として個人レベルの警護まで補償できないと言う事情もあったのでしょう。銃の所持は許されてきたのです。

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 こう言った違いがあるにせよ、日本では防衛に対しては個人にしても国家にしても、極めて甘い考えを持っています。かつての武士達も、矛盾という言葉の矛に当たるは持っていても、は持っていませんでした。大東亜戦争で活躍したあの零戦も、攻撃力はその航続距離とスピードで抜群でしたが、敵の攻撃には極めて弱く、敵の弾に当たるとすぐに火を噴いたと言われています。そして残念ながら攻撃が主体の日本軍は、唆されたと言えハワイとマレーで戦争をし掛け、米英に正当防衛を許してしまったのです。それが正義となってしまいました。

話は変わりますが、私自身おかしいと思えるのは、昨今日本で様々な種類の殺人が発生していて、年々犯罪者の悪質化が進んでいるように思えますが、憲法では犯罪者の人権を守れという条項が多いのに、被害者のことは何一つ触れられていないことです。これも被害者の防衛の軽視のような気がしてなりません。

 ひとつ代表的な例を挙げれば、オーム真理教による地下鉄サリン事件のようなテロ行為に対して、多くの犯罪者つまり信者達が死刑になりましたが、その執行に対して異論を発する人たちが結構いたことです。地下鉄サリン事件では13人の死者と数千人と言われる負傷者を出し、その他にも10件以上の犯罪を犯した犯罪者たち、しかも法に従って死刑が確定、その執行は完全に法に則り行なわれたのに、犯罪者を擁護する人たちがいる。この人達は殺された人のことをどう思っているのでしょうか。

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 話を戻して、零戦の件は別にして、戦前からすべて防衛に関して甘かったのかどうか。私見ですがこれも正義の正当防衛を嵩に着て、GHQが占領政策で殊更力を入れたWGIPが影響しているような気がします。国の防衛はまさにこのWGIPとそれを具現化した昭和憲法で、完璧に弱体化されましたが、個人の部分でも贖罪意識を植え付けられ、自己主張を控える教育が施されてきたのではないでしょうか。

 それが今日の東アジアでの日本の状況を作り出しているような気がします。謝罪という防衛手段しか持たない、いや持てない日本を作り出した。軍事力というバックボーンを失い、ひたすら反省と謝罪を繰り返すことにより近隣外交をやってきたツケが、今の特に韓国を作り出した、そう思えてなりません。

 これからの日本は当面の間攻撃は出来ませんが、その分防衛をしっかり出来る国にならなければなりません。軍事力もさることながら、情報力や、戦略策定力、そしてそれを支える真の有識者の輩出とそれを支える教育の充実を、強力に進める必要を特に感じます。

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