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2019年1月21日 (月)

歴史を政治利用する韓国文政権

Raw

 文大統領の年頭会見での発言は、「三権分立の原則で司法判断は尊重しなければならず、日本政府もやむを得ないとの認識を持つべきだ」や「日本の政治指導者らが政治的な争点とし、論争を拡散させているのは賢明な態度ではない」など、過去の歴史と現在を同化させ国際慣行を無視した「日本責任論」を展開する内容でした。これに関し大学教授で経済学者の田中秀臣氏は次のように述べて反論しています。

 そもそも、徴用工問題は日韓という国家同士の国際的な取り決めである。韓国も日本と同様に三権分立だが、国際的な交渉においては、もちろん三権それぞれと外国が交渉する必要はない。司法の判断で、行政府の国際的な取り決めとは違う帰結をもたらしてしまえば、まずは韓国内で調整すべき話である。

 文大統領は会見で、事実上「日本国民に『歴史』を反省して、この事態に甘んじろ」という、他国民をあたかも自分たちの「奴隷」のように扱う姿勢を鮮明にした。植民地としての歴史が韓国民のプライドとアイデンティティーを傷つけた過去の経緯は不幸な出来事だろう。だが、他方で「歴史」を根拠にして「反省」を迫られている現代の日本人の大多数は、植民地支配にもいかなる戦争にも、そして韓国が現在直面している半島の分断にもいささかも関係していない。

 その上で田中氏は文政権が歴史を政治利用していると述べています。文政権に限らず過去の韓国の政権はいずれも政治利用してきましたが、一段と弾みを付けている感じがします。田中氏は次のように続けます。

 要するに、韓国は日本とのもめ事が起きるたびに、「歴史」を政治利用しているだけなのである。日本を韓国の都合のいい言い訳として利用しているのだろう。ただ、こうした韓国の外交政策は、他国の責任を常に要求する「他国責任論」とでも言うべきものではないだろうか。

 そしてこのような相手に対し、どう対応していけばいいか、田中氏の考えを続けます。


 では、こうした韓国に日本はどう対処すればいいのか。政治的な断交や「無関心」を求める人たちもいる。それも一つの意見だろう。だが、ここでは日本と韓国が今後も長期的な外交に携わることを、取りあえず前提にしよう。

 現在の日韓関係はゲーム理論でいう「繰り返しゲーム」という状況だ。徴用工や慰安婦、レーダー照射問題のように、国家間の取り決めがあって、初めは両者とも「協力」している。だが、やがて韓国が一方的に「裏切る」。この場合、日本側は「報復」や「異議申し立て」などを行うのがベストな戦術である。

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 私も「日韓で協議してお互いに解決していこう」、などという現状日本政府のやり方は、相手が悪いという立場ではなく、所謂「喧嘩両成敗」という前提があるように思います。徴用工賠償判決や火器管制レーダー照射問題は、明らかに韓国側に非がある問題で、協議ではなくペナルティ前提の抗議や制裁レベルでの対応が正しいと思います。

 最後に田中氏は過去の歴史対応について、次のように述べています。

 日本の世論の一部やマスコミ、そして識者や政治家には、「植民地支配」をまるで自然法則か何かのように、日本人の背負うべき宿命として考える傾向にある。これは実に非倫理的なことだ。歴史から学ぶことは必要だが、他方で歴史によって常に特定の国民が罰せられ、他国の道理に合わない行いに甘んじる、こんなことは不正義以外の何ものでもない。

 まさに田中氏の言うとおりだと思います。これが真の国際常識では無いでしょうか。日本の一部に歪曲した韓国の歴史認識に同調する、反日勢力がいることを残念に思うと同時に、そう言った勢力が無力化していくことを願ってやみません。



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