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2019年1月23日 (水)

極左の是枝監督の犯罪映画がアカデミー賞にノミネート

 

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 昨年カンヌ国際映画祭でパルムドール賞を受賞した、是枝裕和監督の映画「万引き家族」が、アカデミー賞外国語部門賞にノミネートされました。私はこの映画を見ていませんが、映画関係の記事であらずじを読むと、万引きだけでなく、他人のものをネコババしたり、虐待をされている子供や、その子を誘拐と間違えられるような引き取り方をしたり、死語老人の年金を不法受給したりと、問題事案をとりませながら、底辺に生きる家族の姿を描いているという作風になっているようです。

 しかし見た人のレビューにも見られるように、映画賞を取らんが為の映像テクニックとか筋書きとかが鼻につく部分も多いようで、あらすじだけ見てもいかにもこう言う監督が意図的に作ったという感じが強く、日本のように福祉が充実している国の社会を、わざわざ暗く描くことによって社会批判、ひいては政権批判につなげたい意図が強く感じられます。

 パルムドール受賞後、当時の林文部科学大臣から、賞賛し招聘されたときの彼の対応について、北岡俊明氏が彼の著書の中で、次のように批判しています。少し長くなりますが全文引用します。

 

 映画監督·是枝裕和の「万引き家族」が、パルムドールを受賞した。それに対して当時の林芳正文部科学大臣は、「パルムドールを受賞したことは誠に喜ばしく誇らしい。 (文科省に)来てもらえるか分からないが、是枝監督への呼びかけを私からしたい」と発言した。しかし、問題はその後、文科大臣の祝意の申し出を拒否した是枝の発言である。是枝は次のように言った。

 「映画がかつて, 『国益』や『国策』と一体化し、大きな不幸を招いた過去の反省に立つならば、大げさなようですがこのような『平時』においても公権力(それが保守でもリベラルでも)とは潔く距離を保つというのが正しい振る舞い なのではないかと考えています」

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第一:是枝監督よ、公権力とは誰のことか。
 公権力とは誰なのか。何を指しているのか。軽々に公権力などと言うな。是枝に 言いたい。公権力とは政府である。民主主義国家では、政府とは国民を代表した存在である。ゆえに、公権力とは国民そのものである。公権力と距離を保つとは、国民から距離を保つということである。国民の意思、国民の願い、国民の祝意を拒否することである。思い上がりも甚だしい。自分を何様だと思っているのだ。
第二:是枝監督の発言は手垢がついた紋切り型の左翼もどきの発想である。
 是枝の発想は、権力と対峙することを進歩的と考えている、あまりにも古い発想である。文切り型の、手垢がついた発想である。ソ連の崩壊とともに絶滅したはずの左翼的発想がいまだに生きていたことに驚いた。こういう古臭い発想をする人間が、映画監督とは驚くほかはない。旧社会党や旧民主党の人間をみれば分かる通り、左翼には創造性や独創性というものが致命的に欠落している。万引き家族という作品は、奇をてらった映画である。日本人と日本文化を誤解させる恥ずべき作品である。何がパルム·ドール賞だ。是枝は、フランスの公権力に尾っぽを振り、ひれ伏し、日本の公権力を蔑視する、情けない男である。
第三,是枝監督の認識は、戦前=悪という固定観念で固まっている。
 是枝は、戦前はすべて間違った時代だったという前提に立っている。七十年前のマッカーサーとGHQそのままの認識である。「映画がかつて、国益や国策と一体化し、大きな不幸を招いた過去の反省に立つならば」だと。冗談ではない。戦前の映画が何をしたのだ。戦前の映画がどういう不幸をもたらせたのだ。その証拠をみせろ。
 是枝は観念的な戦後平和主義に毒された典型的な人間である。是枝は日本の歴史に対してまったく無知である。とくに戦前の歴史に対して無知蒙昧である。明治·大正·昭和のわが先祖がつくった大日本帝国の輝かしい歴史と実績を冒涜している。明治以来の私たちの祖父母に対する愛情がない。リスペクトのかけらもない。歴史を否定するものは歴史から罰を受けるだろう。
第四:是枝監督の作品は国民の税金で完成したものである。
 是枝の作品は、文化庁が所管する独立行政法人·日本芸術文化振興会の「文化芸術振興費補助金」から二千万円の助成を受けている。国の助成を受けて、映画を作っておきながら、公権力と距離を置くとは、矛盾している。青臭い考えである。
 しかも、カンヌ映画祭は、フランスの公権力であるフランス政府の主催で始まったた映画祭である。フランス政府が深くかかわった映画祭で賞をもらいながら、日本政府からの祝福を拒否するとは、矛盾どころか、思い上がりである。
 フランスには尻尾をふり、日本政府にはえらそうに粋がって見せる。しょせん是枝は、左翼かぶれの小児的な男にすぎない。文化庁の助成金を返還し、次回からカンヌ映画祭に行くなと言いたい。文化庁の助成金とは国民の税金である。是枝よ、即刻.助成金を返せと言いたい。

 まさに北岡氏の言うとおりだと思います。日本の文化人には是枝氏のように思い上がった独善的な人が多い。本当に何様だと思っているのでしょうね。自分が日本で仕事が出来ているのは、先人が作った今の日本と今を生きる多くの人たちのおかげ、もちろん彼の言う公権力、政府関係者のおかげも大きいはずです。それを完全否定して、自分だけでその地位を占めたのだという大いなる勘違いをしているのです。

 なおこの映画レビューには多くの賞賛する人たちがいますが、以下に二人の辛口のレビューがあります。私はこちらの方が的を得ているようく思いますが。


まぁ海外の映画の賞を取ったというので観てみましたが・・・・・・・・・
うん、つまらん。
そんなに期待しないでいたんだけど。
なんで万引きするの?
貧乏とか言う割に年金受給者に労働者もいてちゃんと収入はあるはず。
これじゃぁ万引き推奨映画と言われても仕方ないわー
役者さんの演技はとても良かったです。

鑑賞して、数年前尼崎であった、他人同士暮らしてて最後にはリンチや多数の殺人になってた事件がネタなのかな?とか思った。
あれを日本の事件といえるのかは、犯人のほんとの国籍とかも日本だかわからないのでどうかなと思うけど、
要するに昨今の日本素晴らしいという風潮に対しての日本ディスりたいのかな?と思いながら観た。
感動するだとかそんな映画では当然なくて、ひたすら暗い背景だとか見せつけてるみたいなね。そりゃまあ安倍さんも何も言わないわけだ。
まあ、ある意味一面かもしれないけど。
情緒とかテーマもない気がする、単に暗い閉塞感のある住みにくい日本なんですよ〜と、言ってるような映画では?
大体「万引き家族」なんて美しさも身もふたもないタイトルな訳だし。
なんかの意図があるのかな〜とか、癖というかつい思っちゃって、
マスコミさんは作りたいし、賞も与えたいんだよね、こういうの。
個人的には、安藤サクラさん、好きだから残念。演技いいのに、勿体無いなって思います。

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