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2019年3月 1日 (金)

韓国の反日教育の実態は凄まじい

 3月になりました。1ヶ月間お休みしましたが、又筆を執ることにしました。またよろしくお願いします。

 本日3月1日は韓国における1919年の3.1運動の100周年記念日に当たります。日本の統治開始後9年が経過したその年、大韓帝国初代皇帝の高宗が亡くなり、その葬儀に合わせ民族代表として33名の宗教関係者が「独立宣言」を読み上げることを計画し、それが発端となって発生した大規模デモです。

 日本の統治即ち「日韓併合」は、当時の国際情勢や大韓帝国政府の統治能力のなさが理由となって、両国の間で条約を介しての国際法上は何の問題もない統治であったのですが、一般の朝鮮国民にとっては外国に統治を委ねることに関しては、屈辱感があったのは当然のことでしょう。

 その意味では独立運動が起こるのも、ある意味必然と言っていいでしょう。しかしそれが今日まで永遠の記念日として各種のイベントが開催され、かつ「反日」のシンボルとして国民運動になっているのは、その対象である日本としては愉快なものではありません。

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 この記念行事に限らず、慰安婦や徴用工問題など、韓国の反日は異常ですが、その理由の大きな部分を占めるのが、「反日教育」にあるのは論を待たないでしょう。

 韓国人の多くの学者や歴史家が一様に述べているのが、「日帝による植民地時代の圧政、蛮行」です。その多くが事実を誇大化し、ねじ曲げ、捏造までして、物語を作り上げ、教科書に組み込まれています。小学校から大学まで、「歴史」教育のみならず、「国語」、「道徳」、「音楽」の教科書で「反日」を学び、学校のみならず、「博物館」で「イベント」で「公務員試験の問題」で、と言うようにありとあらゆる機会で「反日」を叩き込まれます。(韓国人が書いた 韓国で行われている「反日教育」の実態-崔碩栄氏著 参照)

 教科書と言えば、日本の教科書の検定に「周辺国配慮」基準などという、属国にされたような基準がありますが、韓国の教科書はその「真逆の基準」で作られていますね。最近は「独島教科書」という竹島だけを取り上げた教科書も出ているそうです。日本が「竹島教科書」をつくったら韓国は何というのでしょうか。

 このように子供時代から大人になってまで「反日教育」を受け続けた韓国人が「反日」にならない方がおかしいですよね。戦前の統治時代の事実を知っている人たちはかなり少なくなり、戦後の教育を受けた人、特に金泳三大統領時代の1990年以降の教育を受けた人たちは、朝日新聞の慰安婦捏造報道と共に、戦前の日本の蛮行を入れ知恵され、完璧な反日軍団となっています。韓国の20代の8割が「親日残渣を清算すべき」というのは、まさにこの教育の所為でしょう。

 しかし韓国の学者や韓国系のアメリカ人、またそれに同調する人たち(日本人の中にもいます)が、なぜこうまで朝鮮人が日本の統治時代、圧政、蛮行を受けたと言い続けるのでしょうか。その理由は恐らく当時日本を下に見ていた小中華の朝鮮人が、まさかの日本による統治を受けざるを得なかった屈辱感、これが大きいのだと思います。そして大韓帝国の千年の恨みとなって、今でも日本叩きを続けるのでしょう。

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 ジョージ・アキタ、ブランドン・パーマー氏共著による「日本の朝鮮統治を検証する」に詳しく述べられていますが、日本の統治時代は朝鮮人を差別せず、インフラの整備や教育の機会を広げ、農業や工業などの産業の発展に努め、様々な制度改正をしたことが示されています。そして韓国人学者の中でもそれを認める人もいることも事実です。

 ただ、現在の文在寅大統領は親北反日の徹底した大統領ですから、彼の任期中は反日の嵐が吹きまくるでしょう。もっとも彼が大統領でなくても、以上述べた反日教育が続く限り、韓国は決して友好国とはなりません。それを日本人はよく理解して、この国に対応すべきでしょう。特に日本の政治家は。





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