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2019年3月29日 (金)

「元号否定」の朝日の社説、その根拠は

Download  4月1日に新元号が発表されます。11:30に菅官房長官から発表されるようです。今回は現天皇が生前退位され新天皇に引き継がれるという、第119代光格天皇以来約200年ぶりのことで、マスコミも賑やかに報じています。

 しかし朝日新聞は3月21日の社説で、この元号について「時」と関連づけて否定的な論調で述べています。以下に引用します。

 もうすぐ新たな元号が発表される。

 朝日新聞を含む多くのメディアは「平成最後」や「平成30年間」といった表現をよく使っている。一つの時代が終わり、新しい時代が始まる、と感じる人も少なくないだろう。

 でも、ちょっと立ち止まって考えてみたい。「平成」といった元号による時の区切りに、どんな意味があるのだろうか。

 そもそも時とはいったい何なのか。誰かが時代を決める、あるいは、ある歳月に呼び名が付けられることを、どう受け止めればいいのだろうか。

 更に次のように「時」と元号を同様に、無理矢理海外の歴史に結びつけて、以下のように述べています。

 スターリン時代の旧ソ連の強制収容所には、時計が無かったそうだ。

 ロシアのノーベル賞作家ソルジェニーツィンが、かつてそう書いている。理由はといえば、「時間は囚人のかわりにお上(かみ)が承知しているから」だと。

 囚人は収容所のなかで、今が何時かを知るすべはない。「作業を始める時間だ」「食事を終える時間だ」。懲罰的な意味合いも含め、時間は収容所側が一方的に管理するものだった。

 歴史を振り返れば、多くの権力は、時を「統治の道具」として利用してきた。

 日本の元号も、「皇帝が時を支配する」とした中国の思想に倣ったものである。

 前漢(紀元前206年~8年)の武帝が、時に元号という名前を付けることを始めた。皇帝は元号を決め、人々がそれを使うことには服属の意味が込められた。

一部の周辺国が倣い、日本では「大化」の建元が行われた。

 何で共産主義下のソ連を例に持ち出すのか。また易姓革命の続く古代の中国万世一系の日本の天皇を同じ土俵で論じるのか。こじつけも甚だしいと思います。そして元軍人で反戦作家に変容した渡辺清の言を借りて、以下のように綴っています。

3  1979年に現在の元号法が成立した際、渡辺清は日記に書いた。

 「天皇の死によって時間が区切られる。時間の流れ、つまり日常生活のこまごましたところまで、われわれは天皇の支配下におかれたということになる」(『私の天皇観』)

 時代を特徴づけるのは、その間の出来事である。戦争という暗い過去と重なることで、拒否感を抱く人はいるだろう。

 この渡辺清のように元号によって「天皇の支配下に置かれる」と考える人がどれだけいるでしょうか。そしてそれが戦争と重なると考えるでしょうか。完全に反日反天皇の左翼思想に凝り固まった考えとしか思えなません。

 そして元号を使うか西暦を使うか、どうでもいい世論調査の結果を紹介した後、最後に「自由な思考とともに」と言って詩人の文章を紹介し、次のように締めくくっています。

 人間は誰もが、何にも代えがたい時を持っている。

 大切な人との時間、自分の思索に浸る時間、みんなと思い出を共有したあの時……。そうした時の流れをどう名付け、区切るかは、個々人の自由の営みであり、あるいは世相が生み出す歴史の共有意識でもあろう。

 「わたしの青春時代」もあれば、「戦後」や「団塊の世代」といった言葉もある。世界に目を転じれば、「冷戦期」「グローバル化時代」というくくり方も思い浮かぶ。

 人生の節目から国や世界の歩みまで、どんな時の刻みを思い描くかは、その時その時の自らの思考や視野の範囲を調整する営みなのかもしれない。

 もちろん元号という日本独自の時の呼び方があってもいい。ただ同時に、多種多様な時の流れを心得る、しなやかで複眼的な思考を大切にしたい。

 時を過ごし、刻む自由はいつも、自分だけのものだから。

 時の大切さや、時が刻む経験や歴史と言うのを持ち出して、それと元号を重ね合わせ、書生じみた感慨を交えながら、何か元号を否定的に導こうとしているようにも見えます。だが最後に「元号という日本独自の時の呼び方があってもいい」と言っている、何だかさっぱり分らない社説です。ただ肯定の立場ではないことは間違いないでしょう。

 私も日常利用するのは西暦で、年齢や歴史上の計算などやりやすいと思いますが、元号は元号でやはり重みが有るよい制度だと感じています。この社説が言うように何も「時」と無理矢理結びつけて、とやかく言うことはなく、日本人なら素直に受け入れればいいと、単純に思っています。

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