中韓北と歩調合わせる左派、「zakzak」の記事から
本日の「zakzak」の記事で「安倍改憲に反対する野党と北&韓国 識者『中韓北と歩調合わせる左派…恐るべき構図』」と題して、次のような記事が掲載されました。
令和最初の憲法記念日となった3日、安倍晋三首相は改憲派集会に自民党総裁としてビデオメッセージを寄せ、2020(令和2)年の改正憲法施行を目指すと2年前に表明したことについて、「今もその気持ちに変わりない」と明言した。一方、護憲派集会では、立憲民主党など左派野党が改憲阻止を呼びかけた。韓国や北朝鮮のメディアも、日本の左派勢力と歩調を合わせるような発信をしている。
注目のメッセージは、ジャーナリストの櫻井よしこ氏らでつくる「民間憲法臨調」などが都内で主催した憲法フォーラムで披露された。
安倍首相は自身が提唱した憲法9条への自衛隊明記について、「すべての自衛隊員が強い誇りを持って任務を全うできる環境を整える」「違憲論争に終止符を打つ」などと意義を説明し、「令和元年という新たな時代のスタートラインに立って、私たちはこの国の未来像について真正面から議論を行うべきときに来ている」と国会での活発な議論を呼びかけた。
これに対し、立憲民主党の枝野幸男代表は、護憲派団体が都内で開いた集会で、「権力を憲法で拘束するまっとうな社会をつくるため、各党としっかり連携し、安倍政権を倒す先頭に立つ」と強調し、拍手を浴びた。
実は、韓国と北朝鮮も、日本の改憲論議に口出ししている。
韓国紙・朝鮮日報(日本語版)は4月29日、「新天皇は憲法改正に反対する『護憲派』」という記事を掲載した。「(天皇は)国政に関する権能を有しない」とする憲法第4条を理解していないようだ。
北朝鮮も昨年来、朝鮮労働党機関紙・労働新聞などで、安倍政権による憲法改正の動きについて「軍国主義野望の発露」などとレッテル貼りして批判している。
朝鮮半島情勢に詳しいジャーナリストの室谷克実氏は「韓国と北朝鮮は、日本人が(世界や安全保障の)現実に目覚めて憲法を改正し、日本が『普通の国』になっては困るのだろう。戦後長く、日本の左派勢力は、中国や韓国、北朝鮮と歩調を合わせてきた。この恐るべき構図を理解すべきだ」と語っている。
私もこの記事の内容、特に室谷克実氏の見解に賛同しますが、しかしなぜ「左派」は中韓北と歩調を合わせるのでしょう(ただしこの記事の中には中国については触れていません。昨今の日中友好ムードの反映でしょうか)。
戦後GHQによる自虐史観の植付けとプレスコードがその起点ではあるでしょうが、未だにその影響から抜け出していないのでしょうか。それともそれらの国から彼らへ活動資金が流れてきているのでしょうか。反日思想の在日朝鮮、韓国人の影響でしょうか。
いずれにしてもこの構図は以前から指摘されてきていますが、その理由について詳述された文献はあるのでしょうか。私自身そのことに触れた書籍は未だ見いだしてはいません。理由は一つではなく、複合したものかも知れませんが、左派のこの中韓北におもねる構図は「よし」とは思いません。
一般的には、ある結果の対策や解決には、その結果を導いた原因を突き止める必要があります。したがってこうした左派の中韓北に寄り添う姿勢はなぜそうなったのか、識者に理由を研究して欲しい気がします。
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