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2019年6月25日 (火)

人口を武器に覇権に走る中国には毅然とした対応を

003  以前にも取り上げましたが、テレビでは町歩きや食べ歩きの番組が多く見られます。中でも食べ歩きは夕食の時間帯を狙って、関東キー局の3局や4局が同時に配信しているときもあります。まさに飽食の時代の反映です。

 ただその場所と言えば殆どが東京、場所は違えど東京都区内が圧倒的に多い。何しろ一千万人を超える人口を抱える東京ですから、客は集まります。高級であろうが、珍しかろうが、客が集まるから店が成り立つわけです。余程拙くて汚い店でなければ。

 私の住む人口20万人前後の都市では、余程うまいか、安くなければ大勢の客は入らないでしょうね。そしてどちらにしても、「超」が付く店も出てこないでしょう。ですから事件でも起きなければテレビにはまず取り上げられません。それほど人口が多いという効果は凄いと思います。

 レストランだけではありません。ショッピングもアートもエンターテイメントもスポーツもメディアも、ありとあらゆるものが集中します。そうです政治も含めての一極集中現象です。

 日本では東京(圏)ですが、これを世界的に見れば、そうです中国という国があります。インドも中国に匹敵するほど多いのですが、ここでは中国に絞ります。

 人口が多ければ東京の例のように、多くの物が中国人の消費によって世界中から吸い込まれます。それが中国と交易している国の大きなメリットとなります。つまり東京のレストランと同様、客が集まるのです。ですから各国とも中国との関係を断てません。中国が気に入らないと言って、関係を絶って、数百万、数千万人の人口の国とばかり交易しても、経済的には大きなダメージになります。

Img_1a7522e2bb1f8502afd22d5a8c5990cc8077  逆に中国の狙いはそこにあります。確かに経済が低調な時期には、人口の多さが大きなリスクでした。「一人っ子政策」はその中で生まれてきました。しかし日米欧の資本投下と経済援助によって、巨大な経済大国となった今、この人口は最大の武器となりました。いかに一党独裁の人権無視の国だろうと、関係各国にとって、上記のように交流を断つことは、極めてダメージが大きい。逆に言えばその強みで独裁で人権蹂躙を続けても、国際社会の中で疎外や孤立化はされません。

 そして経済成長と共に軍事力も飛躍的に増大し、東シナ海や南シナ海での海洋進出を積極的にするようになりました。太平洋やインド洋への海洋覇権の下準備です。次に狙うであろう台湾と沖縄諸島への布石とみられます。

Be6b0969  そして軍事力には欠かせない情報技術に関しても国家戦略として取り組み、それがアメリカのファーウェイ攻撃を生み出しています。そうですアメリカは中国の情報技術の進化を今や最大のリスクと考えています。

 このように中国はその巨大な人口パワーで、製造業を出発として、鉄道事業、高速道路建設などのインフラ整備、巨大モールなどのリテールや消費者金融、カードビジネス、そして携帯・情報ビジネスと、天才的パクリ能力を有効に使い、飛躍的にその技術を発展させ、アメリカに大きなリスクを感じさせるようになりました。

 そんな国が隣に存在する日本、余りにも経済面のうわべしか見ない政府・外務省、中国の大きな狙いをもう少し掘り下げてみなければなりません。習近平国家主席の「中華民族の偉大な復興」「中国の特色ある社会主義」「強軍」というメッセージの意味は、軍をもってしても中華の偉大な世界をつくる、即ち周辺諸国を従えていく(属国化する)と言うことにあると思います。

 もちろん日本やASEAN諸国は属国には出来ないでしょうが、少なくとも中国に寄り添う国にしたいという思いは強いと思います。一帯一路はその典型的な手段の1つであり、周辺国を越えて世界の覇権国家になりたいという願望の表れです。

518c32e54zl_sx338_bo1204203200_  これに対しインドや日本、オーストラリアなどの周辺民主国家は、アメリカと同一歩調でこの野望を抑えなければなりません。既にアメリカはファーウェイ問題に加えて貿易戦争も仕掛けています。こうして覇権の押さえ込みに舵を切りました。

 実は中国は表向きには日中友好を唱えながら、裏では米国での韓国の慰安婦姓奴隷メッセージの拡散に協力したり、南京大虐殺を拡散したりして日本の評判を落とす、つまり弱体化を狙っています(マイケル・ヨン氏著「歴史戦の事実」より)。また自国内では相変わらず日本軍の蛮行のドラマを引き続きテレビ放映していて、反日を煽っています。尖閣周辺の公船による威嚇も続けています。

 殊更隣の大国とことを荒げる必要はありませんが、少なくとも共産主義一党独裁の国家です。今まで共産国家が何をしてきたのか、そして今でも何をしているのかを考えた場合、共産主義の本質、つまり革命(この目的はさっぱり分りませんが)のためには暴力を厭わない、そして革命のためには自国民であろうが粛清する、と言う恐ろしい現実を忘れてはなりません。そう言う前提で付き合う必要がある、それを政府関係者全員が理解し毅然とした対応をするよう願います。

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