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2019年6月18日 (火)

治安を守るには「性善説」の転換が必要

Shinkiba21  今朝の「とくダネ!」で、京葉線の新木場駅でホームを降り、線路上を歩く男の映像が映し出されました。同じフジテレビの「めざましテレビ」でこれより早く報じられたようです。JCCの記事から引用します。

「騒然・一体なぜ?線路を歩く男・面識のない男女が口論か…」

 JR京葉線の新木場駅で線路を男が歩く映像を紹介。このため運転は見合わせ。電車内は満員となり、ホームには乗客の列が。警視庁によると面識のない男女がホーム上でトラブルとなり、突然線路に飛び降りて歩いて行ったという。そして線路に侵入した男がホームまで戻ってきた。男は駅から約400m先まで歩いていたという。男はその後最寄りの警察署へ。JR東日本によるとこのトラブルで最大45分間の遅れが出たという。

 乗客が映したと思われるスマホによる映像が流れていました。この男の線路への進入と共に、ホームではブザーのような警告音が鳴り、駅員がホーム上でこの男を追いかけ、警告をしていたようです。だが男はそれを無視して歩き続けていました。また別のニュース(ニュース速報Japan)ではこの男は痴漢したと疑われていると述べています。

 このあとMCの小倉氏が「なんで駅員がホームにおりて追いかけないのだろうか」と言っていましたが、本当にそう思います。もちろん一般の乗客が線路内に入るのは法で禁止されていますが、駅員や警備員などの鉄道関係者まで禁止されているのでしょうか。もし禁止されていないとしたら、なぜ降りていってこの違法行為を止めないのでしょうか。

 逆に法で禁止されていると言っても、線路上における身の安全は、近くにいる列車に緊急停止処置を施せば良いし、駅関係者は直ちに線路上に降りてこの男を確保すべきです。そうすれば45分も乗客を待たせることもなかったでしょう。そしてきちんと損害賠償を請求して欲しいと思います。

Globalpeaceindexresultsmap  この例に限らず、日本は違法行為をする人に優しすぎる気がします。もちろん警察国家になれというのではなく、安全な国、治安の良い国というこれまでの評価を覆すような、事件や事案が非常に多くなっているように感じます。

 人質立てこもり事件や、凶悪犯による無差別殺傷事件などの対応は、人命優先が行き届いていて、極めて長時間の説得対応をしているのが見受けられます。もちろんアメリカなどのように、狙撃や即射殺がいいとは思いませんが、余りにも犯人の人権を考えすぎてはいないでしょうか。逆にそのことにより被害者の人権が軽視されることなどあってはなりません。

Download_8  凶悪犯ではなくても今回の例のような事件、店員や役所の窓口における暴言や暴力事件、近隣住民への悪質な迷惑行為、あおり運転や暴走・爆音運転など、もう少し毅然とした対応をして欲しいと思いますね。マナーや道徳が次第に欠落していく日本を見ていると、もはや性善説による、警察等の取り締まり姿勢は転換期に来ていると思います。

 

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