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2019年8月 6日 (火)

「あいちトリエンナーレ」の中止、日本の正義の体現

4254125_150e1564712951852  慰安婦問題を象徴する少女像や、昭和天皇の御真影を燃やし、その燃え尽きた灰を踏みにじる映像を展示した「あいちトリエンナーレ」が、大きな批判を浴び3日間で中止に追い込まれました。田中秀臣氏は「iRONNA」のコラムで次のようにこの催しについて述べています。抜粋して引用します。

  「あいちトリエンナーレ」は、2010年から3年ごとに開催され、今年で4回目を迎える国内最大規模の国際芸術祭である。芸術祭の実行委員会の会長を愛知県の大村秀章知事が務め、ジャーナリストの津田大介氏が芸術監督として企画全体をプロデュースしている。今回、津田氏が芸術祭のテーマにしたのが「情の時代」という視点である。

 テーマのコンセプトについて、彼の書いた文章がトリエンナーレの公式ページに掲載されている。「情の時代」とは、さまざまな現代の問題が、単なる「事実」の積み重ねでは「真実」に到達できなくなっていて、むしろ感情的な対立によってシロクロはっきりした二項対立に落とし込められている。その二項対立の状況が、いわば敵と味方という感情的な対立をさらに深めている。

 議論の中心は、「表現の不自由」をテーマにした企画展だ。この企画「表現の不自由展・その後」に展示された、いわゆる慰安婦問題を象徴する少女像や、昭和天皇の御真影を燃やし、その燃え尽きた灰を踏みにじる映像などが大きな批判を浴びた。

 少女像や昭和天皇の御真影映像にはそれぞれ由来がある。それでも、これらの展示物が極めて深刻な対立を招く「慰安婦問題」や「天皇制批判」に、直接関連していることは明白だ。

 しかも、どちらも伝統的な左派の問題意識を体現したものである。いわば、特定の政治イデオロギーを有する展示が強調されていた。反対の意見を抱く人たちの「情」は全く排除・無視されている。

 これでは、津田氏が提示した「情の時代」の意図を達成できず、むしろ政治的・感情的対立が鮮明になるのは不可避である。その意味で、トリエンナーレの趣旨とも大きく異なる。論より証拠に、開幕と同時に企画展への批判が続出した。

Images-1_20190806095401  田中氏はこのコメントの後半で、「暴力や脅迫でそのイベント自体を中止に追い込むのは、言語道断である」と述べて、中止させた側の行為を批判していますが、それは一考を要する課題でしょう。

 しかしここで問題にしたいのは、津田氏の言うところの『単なる「事実」の積み重ねでは「真実」に到達できなくなっていて、むしろ感情的な対立によってシロクロはっきりした二項対立に落とし込められている』という部分です。

 何を根拠にこのような考えに到達したのか分かりませんが、私は逆に「事実を客観的にとらえることなしに、情緒的にとらえ、かつその過程で自己に都合のいいように脚色を加えて、新たな事実に対し矛盾までも含んだ考えに到達する」ことのほうが、余程二項対立を生む要因になっていると思います。

 その最もいい例が「韓国人の反日思想」であり、「日本人の左翼思想」であると思います。津田氏は芸術家と自称しているようですが、彼のような芸術家は事実や現実を逃避する傾向があると思います。それがまた彼らの稼ぐ手段にもなっているのですが、それは芸術の世界では通じても、政治や経済の世界では決して許されない考え方だと思います。

 さらにもう一点、「慰安婦問題を象徴する少女像や、昭和天皇の御真影を燃やし、その燃え尽きた灰を踏みにじる映像」のような過去に展示を断られたものを再度展示するにしても、極めて政治的で、かつ、韓国のような反日国ではなく、国内で展示することによる売国行為は、一般の日本人としては到底受け入れられないものだと思います。

 産経新聞は社説でこの問題について、朝日新聞の論調を引き合いに出して次のように論じています。

 残念ながら、地元紙の神戸新聞と小紙しか報じなかった。神戸市須磨区のデパートで7月下旬に予定されていた自衛隊の車両を展示するイベントが、中止に追い込まれたニュースである。ある女性団体は、短文投稿サイト「ツイッター」に「朗報」と書き込み、物議を醸していた。

 ▼同じ中止でも、愛知県で開催中の国際芸術祭の企画展「表現の不自由展・その後」の場合は、大ニュースとなった。なかでも朝日新聞は、1面トップの扱いで2面全体も埋め尽くし、社会面でも来場者の声などを取り上げるはりきりぶりである。

Download-2_20190806095501  ▼芸術祭の芸術監督を務める津田大介さんは企画展のために、過去に国内のイベントで展示が不許可となった作品を集めてきた。そのなかで、元慰安婦を表現する「平和の少女像」などに、抗議の電話やメールが殺到していた。朝日は、「表現の自由」について議論のきっかけにしたいという津田さんの展示の狙いに賛意を表し、中止が言論の自由の後退につながりかねない、と憂慮している。

 ▼もっとも2年前、一橋大学の学園祭で予定されていた作家の百田尚樹さんの講演が中止になった一件では、論調が違っていた。講演中止を求める学生団体と、もともと朝日に批判的な百田さんの両方の言い分を紹介しながらも、中止に理解を示す内容だった。

 ▼リベラル系の文化人の言論活動が妨害されると大騒ぎする一方で、保守系の文化人が同じ目にあってもそれほど関心を示さない。朝日報道の「二重基準」については、これまで何度も指摘してきた。

 ▼今回の企画展についてはもちろん、中止に追い込むための脅迫など、許されることではない。とはいえ、そもそも税金をつぎ込んで開催するようなイベントではないだろう。

 立憲民主党の枝野代表はこのイベントが中止になったことに関して、「表現内容の評価はいろいろあるにしても、それを暴力的な脅迫でやめさせるというあってはならない事態が起きている」「主催者は苦渋の選択だったと思うが、表現行為に対する暴力的な対応には、われわれとしても毅然とした対応を貫き、それがしっかり確保できる社会をつくっていくため頑張っていきたい」と述べています。

 イベントの売国的な展示に対しては一言もなく、「表現の自由」を盾にただ中止に至った経緯についての批判だけを述べています。つまりこのイベントは日本に巣くう「反日親韓」、「天皇制批判」の左翼側が仕掛けた、という色彩が強くします。いずれにしろ中止になったのは日本の正義の体現だと思いたいですね。

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