韓国の最新事情、反日だけは相変わらず
世界各地で猛威を振るう新型コロナウィルス。とうとう東京五輪の延期にもつながりました。五輪史上初の延期です。又昨日東京の新たな感染者が一気に41人と新記録を作りました。小池都知事が昨夜緊急に会見を開き、休日や夜の不要不急の外出を自粛するよう要請しました。じわじわと感染爆発の波が押し寄せて来ているのかもしれません。
ところでイランやイタリアに先駆けて、感染爆発したお隣の韓国。その現状をソウル駐在の産経新聞、名村孝弘氏が以下のように伝えます。
「新型コロナ対応で「自画自賛」 政府批判に騒がしい韓国、日本だけには相変わらず…」2020.3.24
新型コロナウイルスの感染がおさまらない韓国では、マスク不足が深刻化している上に、病院や宗教施設などでの集団感染が新たに発生するなど、社会は連日、感染騒動に振り回されている。そんな中で文在寅(ムン・ジェイン)政権と韓国政府からは「韓国の感染防止対策は世界から評価されている」との声が連日のように聞こえてくる。防疫の現場が日々、奮闘する一方での韓国政府による自信に満ちた言葉を、「自画自賛だ」と冷ややかに受け止める世論も多く、防疫の場外は相変わらず騒がしい。
■自賛の嵐!
「世界が認めるよい成果を出した」「世界で最も素早く症状の出ている人を探し、最も早く検査を行い、感染を確認し、適切な治療で死亡率を下げたことを国際社会が評価している」「新たな感染者の減少が続けば、韓国は防疫の模範事例として評価されるだろう」。いずれも文在寅大統領が韓国の新型コロナウイルスへの感染対策について公言したものだ。
韓国政府では大統領以下、「わが国の新型コロナへの対応が世界的標準として定着するだろう」(朴凌厚=パク・ヌンフ=保健福祉相)、「マクロン仏大統領が韓国の防疫方式を学びたいと言った」(大統領府)などと、自国の対応を評価する発言が続いている。
文氏らの一連の発言は韓国社会で「自画自賛」と映っており、保守系各紙を中心に批判を受けている。文氏はそんな世論の批判を意識してか、「自画自賛するのではなく、世界が評価している」と強調してもいる。国民の不安を鎮め、元気づけようという思いから、そう言っているのかもしれない。
だが、自賛の直後には真逆のことが続発している。新たな集団感染だ。ソウル市内のコールセンターと首都圏の京畿道城南市の宗教施設での集団感染、城南市の病院での院内感染など。当初は南東部の大邱、慶尚北道で圧倒的に多かった感染者は今や首都圏で増えている。
■今回だけではない
大統領を筆頭に韓国で見られるこうした自画自賛は、今に始まったことではない。2000年の平壌での初の南北首脳会談、02年の日韓共催サッカーW杯での韓国の4強進出、昨年、北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン)朝鮮労働党委員長が南北軍事境界線がある板門店を訪れて文氏と実現させた南北首脳会談。これらの出来事に韓国は政府、メディアがこぞって「世界が注目した」「世界が驚いた」「国際社会が評価」と自賛した。
韓国の自画自賛はこのように今回に限ったことではない。韓国での新たな感染確認者は3月15日発表から4日連続で1日当たり100人を下回り、鈍化傾向にあった。文氏らの発言の背景には、こうした傾向に対する自信がうかがえるが、今回は、国難の最中に「自賛している」ことが問題視されている。
まだ感染が沈静化していない段階で、18日の発表では1日あたりの新規感染者が152人増え再び100人を上回った。しかも低迷続きの韓国経済が感染の影響をもろに受け、文氏自身も危機感を示す中で「のんきなことを言っている場合か」という批判だ。
■苦闘中の現場と外野の声
日本でもそうだと思われるが、韓国では医療や防疫の現場で感染拡大と戦っている人々は、客観的に見て相当頑張っている。問題は外野の声だ。具体的には、政府の高官が現状を全く理解していないような発言をし、またメディアがこれを問題視するなど騒がしいことだ。
韓国でもマスク不足は深刻で、政府が1人当たり1回2枚と数を限定し薬局などで販売している。ソウルの薬局前では毎日、マスクを求める市民が列をなしている。そんな中、保健行政のトップがまた問題発言をした。
朴凌厚保健福祉相が12日、国会で、医療現場で保護服とマスクなどが不足しているとの指摘に対し「もう少し多めに在庫を置いておきたいという思いから、足りないと感じているのだろう」と語ったのだ。
朴氏はそれまでにも問題発言が何度もやり玉にあげられ「保健・衛生の専門家でもないのに言動が軽率で、生半可な楽観論で防疫に混乱を招いてきた」(中央日報)という人物だが、今回はまずい。メディアだけでなく、全国医師総連合会、大韓病院医師協議会、大韓開院医師協議会といった医療界に加え、左派系労組からも非難された。全国医師総連合会は「公的にマスクを入手した開業医はごく少数だ。(朴氏の発言に)驚かざるを得ない。“無能な嘘つきの保健福祉相の即刻罷免”を要求する」との声明で強く非難した。
■日本には相変わらず
お上の自画自賛。それを「無能」「無責任」「見たいものしか見ないのか」と批判する世論。感染禍の真っただ中で韓国は騒がしい。そんな国内状況を差し置き、韓国には気になることがあるようだ。またしても日本だ。
感染防止のため、日本政府が韓国に対する入国制限を発表したことに、韓国政府は反発し、その翌日に、康京和(カン・ギョンファ)外相が冨田浩司駐韓大使を呼び、直々に「速やかな撤回」を強く求め、即日、日本人への短期滞在用(90日以内)の査証(ビザ)免除の停止などを発表した。関係者によると、康外相は終始、冨田大使にガンをつけるようににらみつけていたそうだ。
韓国に対する入国制限は、その時点では日本だけではなかったのに「事前に説明がなかった」「韓国は入国制限を課していないのに日本側が一方的に『入国拒否』に踏み切った」(韓国外務省)と難癖をつけている。すでに韓国からの入国を制限している国は140を超えているのに、日本に対してだけは相変わらず厳しい。
揚げ句の果てには「韓日対立の懸案が増えた」(韓国紙)などと、一方的に外交問題にまでしている。日本政府は事前に連絡したとしているが、それはともかく、感染拡大防止のためにはとらざるを得なかった措置であり、現実を見れば悠長には構えていられない。
日本の措置に対し韓国政府はやはり自尊心に基づき、対抗措置という名の「報復」に打って出た。個人的には「どうぞ」と言いたいところだ。感染防止のために韓国政府がそうしたいのなら、やればいいことである。
それでも韓国政府はおさまりがつかないようだ。感染問題をめぐって国内で政府批判の罵声が飛び交っている間も、韓国では日本に対する特別な感情がくすぶり続けている。
もう何回も取り上げてきたこの韓国の「唯我独尊」「判で押したような反日姿勢」。世界的な疫病の流行の中でも、しかも自国で感染爆発した直後であっても、DNAに刷り込まれているがごとく、収まりがつかないようです。
一部の活動家ならまだしも、れっきとした政治のトップにいる韓国の人間たちが、何の国益ももたらさない今のような反日政策を続けるのか、まるで洗脳されたカルト集団のように。
それは過去、小中華として中華にひれ伏しながら、その反動として蔑んできた東夷日本に、統治された屈辱の35年間の思いが消し去れない、ということでしょう。しかしその歴史を過大視しまた捏造までして「圧政と強奪の植民地時代」物語を作り上げ、強力に国民を教育し洗脳し続けてきたその理由としては、何があるのでしょうか。
かつて共産主義国家北朝鮮を目下の敵としてきた時代から、その工作員によって浸食された韓国の政界が、親北を標榜するようになって、敵を日本にすり替えたことも理由の一つでしょう。そして「恨」をその根底に抱える国民を、支持層につなぎとめるには、日本を「悪の象徴」として敵対する対象とし続ける必要があるのでしょう。
日本は一部の政治家や文化人などが、統治時代を反省し、謝罪したせいで、この反日の火に、油を注ぎました。もう燃え上がった火を消すのは一筋縄にはいきません。火の粉を被らないよう、距離を置くことしかないでしょう。
なぜか、それは話をしても分かり合える間柄ではないからです。韓国はまず法を守りません。ちゃぶ台返しは当たり前です。また証拠があっても認めません。そして必ず報復をしてきます。こんな国とまともな交渉などできるわけはありません。日本のやることはただ一つ、静かに人や資本を引き揚げ、離れていくことです。今後一切、教えず・助けず・関わらない事でしょう。
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