韓国の日本製品不買運動、「不買疲れ?」で下火に
日本では緊急事態宣言下で「自粛疲れ」という言葉がそこここで聞かれますが、何に関しても長期化すれば疲れや飽きが出てくるものです。長期にわたる安倍政権にも疲れならぬ「ゆるみ」が出ていると、左側の人はよく言います。逆に今までの短期政権の連続よりは、世界の首脳と渡り合うには長期政権はいいことだと私は思いますが。政治の安定の証拠でもあります。
話は変わって、日本が昨年夏に実施した、韓国への輸出管理規制強化やホワイト国外しの報復として、日本製品不買運動が巻き起こりましたが、今はそれも下火になって来たようです。「不買疲れ」とでも言えばいいのでしょうか。韓国メディアの「マネーS」の記事を引用して、Record Chinaが5月1日に伝えています。タイトルは『韓国の日本製品不買運動は昔の話?「ユニクロの言葉通り」と韓国メディア』です。
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2020年5月1日、韓国・マネーSは「日本製品不買運動は昔の話…ユニクロの言葉通り」との見出しで、「今年に入って韓国の日本製品不買運動の熱が冷めつつある」と伝えた。ユニクロは韓国で昨年夏に不買運動が始まった際、本社役員の「不買運動の影響は長く続かないだろう」との趣旨の発言が物議を醸していた。
記事によると、4月初めに再販売された任天堂のゲーム「あつまれ どうぶつの森」は短時間で完売した。人気絶頂の中で供給がストップし、限定版でないにもかかわらず転売価格が高騰しているという。任天堂は追加の供給を予定しているが、需要激増に対する品薄状態は当分の間続くとみられている。
また、日本製品不買運動のメインターゲットとなったビールの輸入額も増加傾向にある。今年1月は12万6000ドル(約1340万円)、2月は26万4000ドル、3月は64万8000ドルと、3カ月連続で増加した。自動車の輸入額も1月は前年同期比69.8%減の2129万8000ドルだったが、2月(8454万9000ドル)、3月(7288万7000ドル)は大幅に増加したという。
これに韓国のネットユーザーからは「不買運動を続けているのは私だけだったの?」「日本のゲーム機に行列を作るのは本当に問題だ」「1年も続かなかったのか」「恥ずかしい」「プライドはないの?」など落胆の声が上がっている。
また「これだから日本は韓国を見下し、過去を否定し、謝罪もしない」「情けない。学校の歴史の授業で子どもたちに日本の過去の蛮行をちゃんと教えるべきだ」などと主張する声も。
一方で「不買しようがしまいが個人の自由」「ゲームは許そうよ。コロナ感染拡大防止で家にこもるために買うのだから」との声も見られた。
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韓国が日本製品の不買運動をしようがしまいがどうでもいいのですが、これも長期に亘ると出てくる一種の「疲れ」でしょうか。というより単なる「頭にきた」から行う行動は長続きしないのかもしれません。
ただまだ「頭にきた」状態が長引いている人たちからは、この現象に落胆の声や非難の声が出てくるのは、やはり反日の感情が多くの韓国人に染みわたっているからでしょうか。それも韓国政府のフェイクに踊らされてではありますが。
4月22日に「親日称賛禁止法」が近く成立か?という記事をデイリー新潮が報じましたが、そんな法律はいくら何でも成立しないと思いますね。ですがあの韓国の事、血迷って成立させたなら、日本も堂々と「韓国称賛禁止法」を成立させればいいでしょう。多くのマスコミ関係者やリベラル人はたちまち窮地に陥るでしょう。そしてその法律の中には、韓国の捏造した数々の「反日の歴史」について、小中高校で教える条文も加えるのもいいと思います。
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