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2020年7月19日 (日)

都内が新たなゲノム配列のコロナウイルスの震源地に!!大学教授が警告

Bb16onxh  連日のように、新型コロナウイルスの新規感染者数の拡大のニュースが、メディアを賑わせています。東京は3日連続で300人近く、全国でも昨日は662人と、過去最高の720人に近づいて来ています。

 そんな中でニュースサイト「ABEMAヒルズ」に『新型コロナ「東京型・埼玉型」とは 都内の震源地“エピセンター”化に警鐘』(7/18)と言う記事が記載されました。以下に引用して掲載します。

 東京都で17日、新たに293人の新型コロナウイルスの感染が確認され、2日連続で1日としての過去最多を更新した。こうした東京都での感染者の増加について、専門家は感染の震源地「エピセンター」が形成されつつあると警鐘を鳴らしている。

 緊急事態宣言の解除後、東京都だけでなく埼玉県や千葉県、神奈川県でも解除後最多となる感染者数が確認されている。こうした中、16日の参議院予算委員会では、東京大学先端科学技術研究センター名誉教授の児玉龍彦氏から「ゲノム配列の報告を見ると、東京型・埼玉型になってきている」との新たな見解が示された。

 新型コロナウイルスの遺伝情報を調べた結果、第1波は「中国・武漢型」、第2波は「イタリア・アメリカ型」、そして現在は「東京型・埼玉型」となっているという。つまり、今度は外からでなく、東京の内側が感染の中心になりつつあるということだ。児玉教授は「東京の中に今エピセンター(震源地)が形成されつつある。エピセンター化してしまったら、劇場も電車も危険になってしまう。これを国の総力をあげて止めないと、ミラノ、ニューヨークの二の舞になる」と懸念を示した。

 ABEMA『ABEMAヒルズ』では、さらに関西福祉大学教授の勝田吉彰氏に詳しく話を聞いた。「エピセンター」という言葉について勝田氏は「これまでWHOは何度かこの言葉を使っていて、例えば6月にラテンアメリカがエピセンターだと言った時のブラジルの1日の感染者数は3万人超、3月に欧州がエピセンターだと言った時のイタリアの1日の感染者数は2600人という数字だった。こういうレベルにならないよう、対策をしっかりしようというのが児玉先生の意見だ」と危機感を訴える。

 また、新型コロナウイルスは変異が早く、対応が難しいとも指摘されている。もしあちこちで変異し“ローカル”ウイルスが生まれてしまった場合、ワクチンは対応できるのか。この点については、「このウイルスは“RNAウイルス”といって、インフルエンザなどと同じで比較的変異はしやすい。ただ、変異の幅は狭いということがわかってきている。RNAウイルスの中でもこのコロナは、例えば何かが変わった時に修復する力も働きやすい。新型インフルエンザが出てきて、これまでのワクチンがダメになるという大幅な変化ではないだろう」との見方を示した。

 そして、そもそもの疑問は「なぜ東京と埼玉なのか?」という点だ。勝田氏は「はっきりとした定義が決まっているわけではない。例えば、東京と埼玉、神奈川で県境(に壁のようなもの)が現実にあるわけではないので、みんなでエピセンターにならないように注意していかないといけない」と名前に振り回されてはいけないと指摘。

 では、東京型・埼玉型にはどのような対策を取っていくべきなのか。個人の対策については「特別に変わったことが必要なわけではなく、あくまでも手洗いと咳エチケット。また、唾液を中心に拡大することが最近わかってきたので、会食やカラオケ、夜の街の様々な要素。さらに、換気が悪いと微小な飛沫が漂うこともわかってきたので、3密対策。つまり個人がやるべきことは、やってきたことをこれまで以上に継続していくこと」と述べた。また、児玉氏の主張から、「これまで政策を動かすのに時間がかかっている面があり、そこに対する危機感。はっぱをかけないとダメな面があるので、児玉先生の危機感は私たちも共有していきたい」とした。

 「エピセンター」(感染の震源地)と言う耳慣れない言葉が出てきました。そして異なるゲノム配列の特徴を持った「東京・埼玉型」というものができたと言うことのようです。地上波テレビではまだあまり取り上げられていないようですが、参議院予算委員会で権威ある大学教授が指摘した情報なので、現実味はありそうです。

 もしそれが他の「中国・武漢型」、「イタリア・アメリカ型」、或いはブラジルで蔓延する南米型のような感染力を持ったものであるとしたら、事は重大です。確かに最近の感染拡大はかなり急なような気もします。まさか「パニック」を恐れて政府が積極的な公表を差し控えている、と言うようなことではないでしょう。

 いずれにしろ医療体制の余裕からか、何も有効な手を打たないまま推移しているようですが、仮に医療体制がひっ迫して来たらかなり緊迫してくる恐れはあります。感染対策の甘い店やイベント会場を抑えにかかる時期に来ていると思いますし、必然的に感染が考えられる接客業やアルコール提供の飲食業の休業要請に、再び乗り出すべき時期に来ていると思いますね。今度は強制力と補償をもって。

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