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2020年8月 8日 (土)

室井佑月氏「永寿病院」批判に続き「Go To」 批判、繰り返す「おバカさん」丸出し

Bbgfrdrr  新型コロナウイルスの感染拡大は一向に収まらないどころか、昨日も全国で1600人を超え、新しいステージに入っています。感染拡大を抑えるための施策に、憲法の絡みか何か知りませんが、政府、行政からの断固とした処置がないまま、ずるずると日を重ねていると言った状況です。

 確かに経済の失速も同時に大きな問題でしょう。業者の倒産もうなぎのぼりのようですし、様々な異論のある中、それでも「Go Toトラベルキャンペーン」を止めないのも、その対策の一環と言うことでしょう。以前のこのブログでもその背景を紹介しました。

 ところがキャンペーン開始の前日の先月21日、週刊文春オンラインが「Go Toキャンペーン受託団体が二階幹事長らに4200万円献金」と言う記事を載せ、このキャンペーンを推進する政治との関係を炙り出しました。と言っても二階氏が代表を務める、政治団体への献金ですから、違法性はありません。

 ところがこの記事にあの「室井佑月」氏が飛びつきました(室井氏はこのブログに3回目の登場です)。AERAdot.に寄稿したコラム『有り難がらなきゃいけないの?』(8/06)がそれで、以下に引用掲載します。

 7月21日の文春オンラインに「Go Toキャンペーン受託団体が二階幹事長らに4200万円献金」という記事が載った。「Go Toトラベルキャンペーン」を1895億円で受託したのは「ツーリズム産業共同提案体」という団体。この団体は、全国旅行業協会(ANTA)、日本旅行業協会(JATA)、日本観光振興協会という三つの社団法人と、JTBなど大手旅行会社4社で構成されるという。自民党幹事長の二階俊博氏は30年近くANTAの会長をつとめている。記事にも書かれていたが、二階氏は“観光族議員のドン”といわれている。

 政治家が自分を応援する団体に、税金を流す。税金が投入された団体は、議員を応援する。金は子分の議員にもまわされる。それが目当てで子分になる議員もいる。多くの子分を引き連れた議員の発言力は強くなり、大規模な予算(税金の使い方)に口を出しやすくなる。となると、それでもうかる企業や団体がわらわらと群がって……。

 と、いったところかしら。この一報を見たときのあたしの感想は、「だと思った」。

 もうみんな薄々気がついているだろう。この国でカジノを解禁したがる議員も、アメリカから使えるか使えないかわからない巨額な武器を買いたがる議員も、東京オリンピックゴリ押し議員も、おなじような構図の中であたしたちの税金に群がっているのかも。

 あたしたちへの裏切りだ。あたしたちが弱り切っているときくらい誠実になってみろと思うが、彼らにとってあたしたちはいくらでも湧いてくる虫程度にしか思われていないに違いない。

 7月22日から始まった「Go To」は一部それで美味しい思いをする人間のために税金を流す、と決められていた。だからコロナが収束していないのに進めるし、翌日から始めるという21日の段階で初めて事業者向けの説明会が開かれた。

 そうそう、その前の20日に慌てて、政府が東京を除外したことで生じる旅行のキャンセル料を補償する方針を発表した。

「朝日新聞デジタル」には、「Go Toキャンセル料、利用後に補償へ 批判受け一転」という記事が載った。朝日の記事は「批判受け一転」と書かれていたのでマシなほう。テレビでは「政府がキャンセル料を補償」という言葉ばかりが躍っていた。まるで政府がそうしてくれました、とでもいいたいみたいに。

 おかしい。コロナが拡大している中、1兆7千億円もかけ「Go To」をむりくり決行し、問題があってキャンセル料を補わざるをえなくなっただけ。馬鹿なたくらみに、馬鹿な尻拭い。そういったことに血税をホイホイ使う政府、なぜ有り難がらなきゃならないの?

 まあ言っていることは嘘や捏造ではありませんが、逆に文春や朝日の完全な受け売りですね。確かにこのキャンペーンのタイミングは最悪でしたが、苦境に陥っている観光業界の立場や、キャンペーンを利用して、自粛に疲れ切った気分を晴らそうとする旅行者のことは全く考えず、ただただ推進側の政府を批判する、いつものパターンです。

 以前のコラムにあった、「私たちの税金」と言う言葉が余程好きなようですが、その税金を政府が着服しているのではなく、旅行者に旅行代を補填し旅行をしてもらうことによって、旅行業者の苦境を少しでも緩和する、そういう企画に対し「血税をホイホイ使う政府」と揶揄するこの人は、何様なのでしょうか。

 さらにもう一つ、この人はいろいろ批判していますが、「ではあなただったらどうすればいい?」、そこには全く触れていません。つまり政府や行政をディスリたいだけです。提案する能力は恐らくないでしょう。いわゆる「おバカさん」なのです。

 室井氏は7月2日報道の「ひるおび」で、院内感染者を多く出した永寿総合病院の院長の会見を受けて、「美談を出してきて、すりかえっぽく感じる」等のトンデモ発言をしています。このいきさつをデイリー新潮の記事から引用します。タイトルは『室井佑月の理不尽な「永寿病院」批判 過去にはデマ発信で“詫び状”も』(7/27)です。

 かつては恋愛・性愛小説家。今ではテレビの中で愛のないコメントばかり出しているのが“作家”の室井佑月サン(50)である。先日も、コロナで苦しむ病院に対し、「反省すべきだ」と吠えてみせたが、反省すべきは一体……。

 ***

Hqdefault_20200808113801  小説はここ10年以上出していない。TBS関係者によれば、

「今はうちの『ひるおび!』に週1で出演。ギャラは1本15万円前後では。『金スマ』にも毎週出ていて、これは1本20万~30万円くらいでしょうか。他にもラジオのレギュラーもありますから、月100万円以上の売り上げはあるでしょう」

 そんな、専らコメンテーター稼業で忙しい彼女が“炎上”したのは、7月2日の「ひるおび!」。前日、コロナ患者のクラスターが発生した台東区の永寿総合病院院長が会見を行い、看護師らの手記も公開したというニュース。

 これについて、コメントを求められた彼女は、「美談を出してきて、すりかえっぽく感じる」「こんなにコロナの患者を出したことはまず責められるべき。反省すべきなんだよね」と宣(のたま)う。慌てて別のゲストが反論するが、「病院から広がるなんてやめてほしい」「もっと注意しなければいけなかった」となおも、病院叩きに終始したのである。

福島についても…

「ちょっと異様でした」

 と当日、番組を見ていた作家の吉川潮氏が言うように、これが一斉に非難を浴びたのは当然と言えば当然。

 コロナは未知の経験で、完璧な対応を求めるのはあまりに酷だし、そもそも、当の院長も責任は自覚していて、会見の冒頭で頭を下げて謝罪している。病院に誹謗中傷も相次ぐ中、あえて今、声高に責任追及する意味がどこにあったのだろうか。

「“すりかえっぽい”という発言はショックです。手記は事実を伝えるためのもので、他に意図も狙いもないですから」

 とは、その永寿総合病院の関係者。現在、同院は深刻な減収のため、有志らがクラウドファンディングで支援を募っている。発言はそれに影響を与えたのではないか、とも思うが、

「いや、逆に“あんな発言を気にしないで頑張って”とのツイートがたくさんあった。その点は良かった」(同)

 一般の人の方が、彼女よりバランス感覚があったということか。

 そもそも室井サン、コロナ絡みでは2月にも、日の丸のロゴ入りマスクが発売されているのを見て、「政府のやっていることって、ごっこ遊びにしか見えない」とツイート。が、このマスク、愛知県の民間業者が独自に販売しているもので、政府とは関係がない。業者には彼女の発言に刺激された人による抗議が殺到。室井サンはツイートを消し、業者に詫び状を送る羽目に。もっとも、その業者の関係者は、

「従業員であの文書を謝罪と受け止めている者は一人もいません。自分のせいではない、と言いたいというような文言で驚きました」

 と言うし、

「彼女の福島についての発言を思い出しました」

 とは、いわき市出身の社会学者・開沼博氏。

「原発事故の記憶も新しい頃、“福島は汚染されている。農家はやめて損害賠償請求すればいい”という趣旨のことを述べ、私とラジオで論争になったことも。彼女は、例えば『政府』など、絶対的な悪を仕立て、そこに噛みつくという構図でしか現実を斬れない。傷つく人々への配慮がまったくなく、指摘されると逆ギレするのも特徴です」

 当の室井サンに見解をお伺いしたかったが、返答なし。

 最後に前出・吉川氏が言う。

「それなりの金をもらっているんだから、やっぱりネットの悪口レベルのコメントでは駄目。それができないなら、もうお役御免でいいんじゃないのか」

「反省」もしくは「原点回帰のススメ」である。

 社会学者、開沼博氏の「彼女は、『政府』など、絶対的な悪を仕立て、そこに噛みつくという構図でしか現実を斬れない。傷つく人々への配慮がまったくなく、指摘されると逆ギレするのも特徴です」と言う発言、全くその通りです。

 それで月収100万円とはいい商売です。もちろん彼女を使うサヨク誌や左翼番組側が、政府批判のために手先として利用している「おバカさん」なのです。彼女にその自覚はあるのでしょうか。それに批判先の政府が統治しているこの国だから、自由に発言でき、稼いでいられることも。

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