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2020年8月 2日 (日)

NHKがデマとプロパガンダを拡散させる原発“汚染水”問題

6_20200801155701  今回も日本の報道の闇を特集した記事を取り上げます。周知の通りNHKを始め新聞、テレビと言うメディアはその広報力は甚大で、このブログのような趣味で記述しているものに比べ、影響力は比べ物にならないほど大きいと言えます。その報道の企画がある種の意図を持ったものだとすれば、視聴者や読者の洗脳に一役買う力もあります。何しろ一方通行で、疑問・質問のリアルタイムな返答はしませんから。

 ここに日本の世論を2分するテーマの一つがあります。それは原発(原子力発電所)の是非です。そして左派系の殆どのマスコミが原発反対の立場をとります。新聞など利用者の選択肢のあるメディアで、論調が片方にずれるのは仕方ないことですが、NHKは公共放送です。政治的に特に中立な立場をとらなければなりません。しかしこの原発に対してはどうも反対の立場、つまり偏りがあるようです。

 そのあたりの内情を月刊Hanadaプラスの記事から以下に引用掲載します。タイトルは『NHKがデマとプロパガンダを拡散させる原発“汚染水”問題』(赤津今朝二氏 7/30)です。

公安監視対象でもある特定政治団体との関連が濃厚な「団体」の主張を、あたかも「福島の普通の若者の素朴な声」として大々的に報道。非科学的なデマとプロパガンダを海外にまで拡散させるNHK。被災地を今もなお苦しめ続けるメディアの大罪。

NHKはじめ報道各社が突如取り上げた「若者デモ」の正体

前回(韓国と左翼活動家に利用されてきた原発“汚染水”問題)、フクイチ(福島第1原子力発電所)の“汚染水”問題が韓国や左翼、それらシンパのマスコミから侮日・反日・反政府活動に利用されてきたと書いた。

かつて石原慎太郎元都知事は“科学が風評に負けるのは国辱だ”と語ったが、フクイチの後始末にまつわるお寒い現状こそが、まさにそれだ。

反日・反政府活動家とそれを支援する外国勢力による悪質なデマ、捏造によるプロパガンダはいたるところで“連戦連勝”を重ねて勢いを増しており、事実を尊重する良識は敗走を重ねている。しかも、そのほとんどは国民や社会の無関心による、事実上の“不戦敗”ばかりだ。

こうした状況の中、つい先日は“汚染水の海洋放出決定に反対します“などと書かれたプラカードを掲げた団体が複数のメディアから繰り返し取り上げられはじめ、好意的に紹介されていた。

具体的には、毎日新聞と地元のテレビ局であるテレビユー福島(TUF)、そしてNHKまでもが ”7月12日、福島県内に住む20代や30代の若者で作るグループが「国民の理解が進んでいない」として、海などへの放出反対を訴えて福島県郡山市の中心街でデモ行進を行いました。“などと報道したのである。

しかし、これら報道各社が突如として取り上げはじめたこのDAPPEなる団体とその活動は、実は“共産党のダミー団体による極めて政治的なプロパガンダ活動であった”可能性が濃厚であったと言える。

「政府による汚染水の海洋放出」というデマ

あたかも福島の普通の若者から自発的に発生した“素朴な声”を装って報道されているが、たとえば団体や代表名を“福島”や“共産党”などの用語と同時に検索すると、内実は簡単に見えてくるだろう。この件、少なくともNHK報道については上念司氏がさっそく調査し、虎ノ門ニュースでこの団体代表は共産党の専従職員であると断じていた。

上念氏も述べているが、私も百歩譲って、“(公安監視対象であることに目をつぶったとしても)共産党だから無条件にダメだ”などというつもりはない。

しかし問題はそれだけではなく、そもそも彼らが主張する“政府による汚染水の海洋放出”自体が事実無根の言いがかりであり、デマそのものであることだ。

海外放送を使ってまでデマを拡散させるNHK

前回も書いたように、実際にはタンクの処理水を追加処理することで世界中と同様の処分をしようとするものであり、それによって健康被害が出たとする真っ当なエビデンスは世界中探してもない。

にも関わらず大手中央紙や地元テレビ局はもとより、公共放送であるNHKまでもが注釈も無くこうした非科学的なデマを垂れ流し、団体の主張にお墨付きや権威を与えていることは大問題であろう。中央・地方・官民を問わず、いかに極左活動家とそのシンパがメディア内部に深く浸透しているかの実態が、生々しく見て取れる。

しかも、この報道は日本国内向けのみならず、NHKWorldの英文記事で海外にまで拡散された。日本国民から受信料を徴収して成り立っている、日本国民のための公共放送たるNHKが、海外に対し率先して日本の国益を損ねるための事実無根のデマと風評を輸出するとは、いったいどういう了見なのか。

7_20200801155801 DAPPEに関して大特集を組んだNHK福島

さらに問題は、政治的中立性が求められるはずの報道機関がこぞって、どっぷりと色のついた(しかも公安監視対象である)団体や関係者だということをいずれもひた隠しにしながら、まるで福島の普通の若者の“素朴な声”であるかのように紹介したことにある。

しかも、それは“たまたま触れた”などというレベルではない。地元テレビ局のTUFはこの団体の声を何度も執拗に取り上げているし、NHKもこの7月12日のニュース報道だけに留まらず、翌日の14日には、NHK福島放送局の中でも視聴率も高いであろう夕方の看板番組「はまなかあいづToday」で、なんとこのDAPPEに関して放送時間全体50分の中で10分30秒にも及ぶ大特集を組んだのである。もちろん番組中で共産党関係者であることなどには一切触れず、事実を誤認させる彼らの主張やプロパガンダへの反論や注釈も無くそのまま垂れ流す形で、だ。

この2つの問題点を並べれば、つまり“NHKまで含めた複数の報道機関が公安監視対象でもある特定政治団体が発信するデマとプロパガンダに加担した”ということだ。このケースが仮にマルチ商法詐欺グループ、あるいはオウム真理教のようなカルト集団のダミー団体の場合であればどうなのか想像すれば、いかに深刻な問題であるかが判りやすいだろう。

そうと知らせないまま“テレビで紹介されていた有名な団体”としてサブリミナル的な親近感が刷り込まれることで、一般人がトラブルに巻き込まれる可能性すらも出てくる。

しかし実際のところ、天下のNHKまでもが報道、さらには番組中で大特集を組んでまで紹介する団体や代表の素性すら調べていないわけもあるまい。万が一知らずにやっていたならば大問題、知っててやっていたならば公共放送の政治的中立性を大きく逸脱した、いずれにせよ大スキャンダルである。

驚くべきNHKの返答

私もこの件についてNHKに質問のメールを送ってみたところ、比較的早く返事が返ってきた。その内容はこうだ。

〈このたびはご意見、ご質問をいただきありがとうございます。

福島第一原発にたまるトリチウムを含む水の処分については、連日さまざまな動きをニュースとしてお伝えしております。

ことし2月の経済産業省の小委員会による報告書とりまとめ以降でも、IAEA事務局長による協力表明や、政府による地方議会や漁業関係者への説明、政府主催の意見を聞く会、地方議会における意見書の可決状況などを県域ニュースや全国ニュースでお伝えしてきました。

DAPPEのデモ活動についても、そうした動きの1つとしてご紹介しました。風評被害の拡大にもつながりかねない重要な問題であるからこそ、国民的な理解を進める必要があるという観点から、ニュースとして取材した次第です。

別のニュースでは、政府が処分方法を決定していないことや、丁寧に意見を聞いていくという方針についてもお伝えしており、NHKとして海への放出や処分そのもの是非を一方からのみ報じていることはありません。過去にはトリチウムの性質・についても、ニュースやWEB記事などでお伝えしています。

いただきましたご指摘、ご意見も参考にさせていただきながら、今後も、さまざまな観点からこの問題を取り上げ、さまざまな立場の方々を取材させていただきたいと考えております。その際には、正確かつ公正な報道を心がけて参ります。

NHK福島放送局〉

これに対し、当方からはこう返信した。

〈こちらからの質問はDAPPEが共産党の民青組織であり、代表が共産党専従職員であることを全く報道せずにとりあげたことについてのものであったはず。なぜそこを答えないのか。一番大事な点はそこである。

NHKが特定政党・政治団体のステルスプロパガンダに加担したという事実は重い。まして、昨夜のはまなかあいづでの10分以上にわたってのDAPPE特集が恣意的でなくてなんだというのか。あれで"トリチウムに対する科学的な性質が正しく伝わる"わけがない。

また、"風評被害の拡大にもつながりかねない重要な問題であるからこそ、国民的な理解を進める必要があるという観点から、ニュースとして取材した次第です。"とあるが、彼らが2次処理予定のタンク処理水を「汚染水」と呼んでいること自体が非科学的なデマと印象操作であり、NHK自身がすでに風評の拡大、ひいては福島への差別に加担している。その責任をどう取っていくつもりなのか。

まして、海外に英文記事でまでDAPPEの活動を拡散させていながら、“参考)トリチウムとは? なぜ「海か大気中に放出」なのか?

の記事の英文版はどこにあるというのか。同じ記事内なり番組内でトリチウムについてきちんとした科学的な根拠を説明せずに紹介したのでは、参考)などなんの言い訳にもならない。

発信側がどう考えていようと、結果から見れば”NHKはすでに風評と差別に加担した”のが現実である。

1つだけはっきり答えて頂きたい。

・NHKが公共放送の立場でありながら、結果として共産党のプロパガンダに加担し非科学的なデマと差別の拡散に加担した理由はなぜか。再発防止のために具体的に今後どうするつもりなのか。

この点だけは、どうしてもはっきりとした返事を頂きたい。〉

するとNHKからは、

〈お問い合わせをいただきありがとうございます。

ご質問につきましては、本日お答えしたとおりですが、今回の放送は、福島第一原発のトリチウムを含む水の処分をめぐる、さまざまな動きの1つをご紹介したものです。

このテーマにつきましては、今後も幅広い視点でお伝えしていきます。

NHK福島放送局〉

とだけ記された返事が返ってきた。問題としている特定政党とのつながりと不正確な情報の拡散についての質問は一切、頑なに無視されている。

答えないNHKに国民一人一人が声を届ける必要が

これに対し、当方からは再度こう返した。

〈繰り返しになるが、”こちらからの質問はDAPPEが共産党の民青組織であり、代表が共産党専従職員であることを全く報道せずにとりあげたことについてのものであったはず。なぜそこを答えないのか。一番大事な点はそこである。”と記したにも関わらず、意図的にこの件への言及を避け続けているのは何故なのか。

繰り返すが、今回の問題はNHKの公共放送としての政治的中立性と公平性、報道の科学的正確性が著しく逸脱されたことにある。

”今後も幅広い視点でお伝えしていきます。”というのは、天動説と地動説、標準医療とニセ医療、科学的事実とオカルトを等価に語ることを言うのか。

それを免罪符にすれば、たとえデマであろうと一切の注釈を入れずに、共産党や民青の主張をそれと伝えず垂れ流すのがNHKの公共放送の報道としての在り方という見解でよろしいか。その無責任な報道姿勢が福島の風評と偏見・差別を生んで我々を苦しめてきたのではないのか。

DAPPEはすでに「はまなかあいづ」で10分30秒にもわたる大特集が組まれ、海外に英文記事でも紹介された。

そもそも彼らDAPPEの主張は事実ではない。彼らが主張するように“汚染水”をそのまま流すのではなく、ALPSで追加処理をした上で海外と同様の処分をするというのが事実だ。

この事実を伝えるために、今後10分30秒以上の時間を取ったり、海外に英文記事での発信はいつ予定されているのか。それすらないならば、実際には “今後も幅広い視点でお伝えしていきます。” の言葉すら嘘であり、NHKがデマの垂れ流しに偏重し、福島への差別を助長させたとしか言いようがあるまい。

当初はそこまでを考えていなかったものの、ここまで頑なに特定政党とのつながりへの質問を無視し、謝罪どころか開き直った上で今後の具体的な改善案も何ら示さず、風評と偏見・差別にNHKが加担し続けようとする事実はあまりにも重い。かくなれば今までのメールのやりとりも含めて広く社会に公開し、雑誌などにも情報提供させて頂く所存である。

私は本来、NHKを愛している。県内に暮らし、地域の復興を共に真剣に考え取材しているNHKの記者や職員がほとんどであることも知っている。

八重の桜も、いま放送されているエールも素晴らしいものであり、制作人のみならず、関わったNHK関係者も含めて深く感謝している。震災直後の”花が咲く”には、何度涙したことだろう。

しかし、だからこそなおさら、一部の人間が暴走したであろう今回のこの件は断じて看過できない。これは、福島に暮らす子どもたちの未来に関わる重要な問題だからだ。

公共放送であるNHKの在り方が社会から問われる必要が強く迫られていると、改めて考えさせられた。〉

この返信を送って以降、NHKからの返信は現在まで途絶えている。1個人からのクレームに過ぎないと、タカを括られたのか。

しかし、NHKでは視聴者からの問い合わせは局内で文字起こしされて共有されると聞く。受信料を支払っている我々国民の一人ひとりが、この件では直接NHKに声を届ける必要が出ている局面なのかも知れない。

Bt000057803300100101_xlarge  民放での報道も酷い政治的偏りが目立ちますが、受信料を強制的に支払わされているNHKでは、もちろんあってはならないことです。ですがこの件に限らず「おやっ?」と思う偏向報道が散見されます。今回特に共産党の民生組織の政治プロパガンダを、その正体を明かさず、さも一般市民がやったように取り上げていることなど、もはや公共放送の名を返上して、受信料もなしにしてもらいたいものです。

 しかもそのことを指摘した問い合わせに対して、ひたすら論点を外し、逃げまくって答えをはぐらかしているのは、本当のことをつかれて、逃げ場を失ったからでしょう。しかしそれで許されるはずはありません。

 かつて拝読した、ケントギルバート氏と山岡鉄秀氏の共著「朝日新聞との対決全記録」と言う書籍の中で、彼らと朝日新聞の「慰安婦謝罪報道英語版」に関するやり取りが克明に記されていますが、この赤津氏とNHKとのやり取りとそっくりでした。つまり「論点づらし」と「逃げ」だらけです。どうやらNHKと朝日新聞は同じ穴の狢かもしれません。

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