« 護憲を標榜する日本共産党、なぜか信教の自由の解釈はダブスタ | トップページ | いつまで「欧米のモノマネ」を続けるのか? イノベーションに立ち後れた日本 »

2021年7月13日 (火)

日本より深刻な超高齢化の中国 要介護者4000万人の実情

Photo_20210713101801  日本では少子高齢化が進み、すでに2015年から人口減少が始まっています。世界でも例をみないスピードで人口減少と高齢化が進んでいて、その影響が顕著である地方では、さらに過疎化が進むことが考えられます。

 人口の減少が進行することにより、住宅の需要は下がり、空き家の増加にもさらに影響を与えるでしょう。また、国内総生産(GDP)の減少や、総労働力の減少に伴う日本経済の衰退、さらには年金問題など、多くの問題を誘発する事は間違いありません。

 しかしこの少子高齢化は日本だけの問題ではなく、韓国、中国なども同じ問題を抱えています。しかもこの両国はいったん減少が始まれば、日本以上にその減少スピードは大きいものと予想されます。中国のこの問題について、週刊ポストに記載された記事をzakzakが引用していますので以下に記載します。タイトルは『超高齢化の中国 行方不明の高齢者50万人超、要介護者4000万人の実情』(7/10)です。

 7月1日に創立100周年を迎えた中国共産党。習近平指導部が2050年までの「超大国化」を掲げる一方で、前例のない超高齢社会に突入しようとしている。中国国家統計局によると、2020年の中国の総人口は14億1178万人。出生率は過去最低となったが、65歳以上人口は約1.9億人に増え「少子高齢化」が顕著になった。

 2022年にも人口減少に転じる可能性が指摘され、政府系シンクタンクの試算では2050年に60歳以上が5億人に迫ると予想される。

 そこで大きな社会問題になると懸念されるのが「認知症患者」の急増だ。

 中国国家情報センターの推計では、3人に1人が65歳以上となる2050年、中国のアルツハイマー患者は1000万人に上る見込みだ。中国民政部傘下の研究機関が2016年に出した報告書によると、すでに年間50万人以上の高齢者が行方不明になっており、そのうち約25%がアルツハイマー病や認知症の診断を受けているとされる。

 こうした状況は高齢社会の“先輩”である日本とも重なるが、中国で深刻なのはケア体制が手薄であることだ。

 現在でも要介護の高齢者は4000万人いるとされるが、家族介護を基本とする価値観が根強いためか、ヘルパーは30万人にとどまる。人口が10分の1以下の日本で、介護職員が約200万人いることを考えれば、介護の担い手不足は深刻だ。1人っ子政策の影響で「4人の親を夫婦で支える」という過酷な状況が続く。

 貧困世帯が多い農村部ではすでに、“姥捨山”のような事態も起きている。

 昨年5月、陝西省で58歳の息子が79歳の母親を生き埋めにする殺人未遂事件が発生した。通報により母親は一命を取り留めたものの、警察の調べに「自分で穴に入った。息子は悪くない」と証言し、大きな反響を呼んだ。

 ◇

 習近平指導部は、精神的には愛国だの忠誠だのと、国家、と言うより共産党に傅(かしず)くように国民を誘導し、経済発展と軍事力の増強に突き進んでいますが、国民への福祉政策には、関心が薄いのか後回しのようです。

 そこから見えてくるのは記事にもあるように、高齢者のケア不足とそれに伴う疾病や認知症の急拡大です。日本でも認知症は癌や心臓病と同様の大きな問題となっていますが、なにしろ中国は人が多い。1000万人もの認知症患者が町や村を徘徊すれば、さすがに想像もつかない事態になるでしょう。

 介護の仕事は機械化が難しく、従っていくらAI技術が進んでも対応するのはやはり人です。そうした要員を大量にケアに回さなければならなくなったときに、中国の崩壊が始まるかもしれません。もっとも日本はそれを対岸の火事と傍観していてはならないとは思いますが。

(よろしければ下記バナーの応援クリックをお願いします。)


保守ランキング

(お手数ですがこちらもポチッとクリックをお願いします)

にほんブログ村 政治ブログ 保守へ
にほんブログ村

« 護憲を標榜する日本共産党、なぜか信教の自由の解釈はダブスタ | トップページ | いつまで「欧米のモノマネ」を続けるのか? イノベーションに立ち後れた日本 »

少子化問題」カテゴリの記事

2022年12月
        1 2 3
4 5 6 7 8 9 10
11 12 13 14 15 16 17
18 19 20 21 22 23 24
25 26 27 28 29 30 31
フォト
無料ブログはココログ