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2021年7月23日 (金)

未だに東京五輪をやり玉にして稼いでいる、日本にいて欲しくない人たち

Images-1_20210722195701  東京五輪はいよいよ今日開幕ですが、事前にスタートした、13年ぶりの開催となったソフトボール女子が、昨日もメキシコに勝って2連勝に沸きました。男子サッカーも初戦をものして、いよいよ盛り上がって来ました。ところがこの場に及んでも、コロナの方が大事だとか中止しろとか誌上で宣っているリベラル(反日)の方々がいます。

 確かに新型コロナウィルス感染症はやっかいな疫病ですが、その中で必死に対応しようとしている人たちに水を差し、アスリートを始め多くの人が楽しみにしてきた国内開催のオリンピックを、いかにも自分たちは下々に対しものを言える人間なんだと、上から目線で宣う人たちを見ると、本当に腹が立ちますね。

 例の反日軍団の巣窟AERAdot.から、二題ご紹介します。小島慶子氏の『オリパラ前に世界はとっくにひとつ 願いはコロナ感染を止めること』と、姜尚中氏の『五輪開催中でも中止の選択が浮上すれば、まだ民主主義は働いている』です。小島さん、米中の争いを知らないのですか、そのアメリカの国の中でも分断が起こっているのを知らないのでしょうか。日本だってあなた方と真に日本を考える人たちとの間の乖離は大きいでしょう。姜さん、五輪中止が民主主義にどうつながるのですか、大会関係者の努力は非民主主義の結果なのですか。と前置きはこれくらいにして、以下に引用させていただきます。

小島慶子氏

「菅」という字がつく政治家は、困難な時に権力の座につく巡り合わせなのでしょうか。未曽有の大震災や未知の感染症への対応は、誰が首相であっても完璧にはできないでしょう。前例のない事態に取り組んでいるのに、なぜダメ出しばかりされるのかと当人には納得のいかない思いがあるのかもしれません。その点では不運な首相とも言えますが、それにしても東京オリンピック・パラリンピックをめぐる菅義偉首相の言葉はあまりに虚ろです。7月8日の会見での「世界で40億人がテレビを通じて視聴すると言われるオリンピック・パラリンピックには、世界中の人々の心を一つにする力がある。新型コロナという大きな困難に直面する今だからこそ、世界が一つになれることを」という言葉には、思わず「菅さん、世界はとっくに一つだよ!」と呟いてしまいました。

 昨年来のパンデミックで、全世界が新型コロナウイルスの脅威に晒(さら)されています。文字通り一丸となって取り組むしか、この感染症の流行を終息させる方法はありません。今さら「スポーツで世界が一つになれる」とは、呑気(のんき)に過ぎやしないか?と思わずにいられません。オリパラ中継で40億人がテレビを見るのを待たずとも、すでに毎日、全世界がワクチンの普及状況や感染者数のニュースに注目しています。70億人が同じ危機に瀕しているのです。

 もし「世界を一つに」と本気で願うのなら、一人でも感染者を減らし、これ以上亡くなる人を増やさないために、オリパラの開催をやめるべきです。

 専門家の懸念にも耳を貸さない首相の言葉は「IOCのために、世界を一つに」と聞こえてなりません。アスリートもオリパラを愛する人びとも、スポーツで世界を脅威に晒すことなど望まないでしょう。本当に、やりきれない思いでいっぱいです。

姜尚中氏

 緊急事態宣言が発出されたなかで五輪が開催されようとしています。コロナ禍が始まって1年数カ月。政府与党の対応は、根拠のない希望的観測と楽観論によって支えられてきました。

 その結果、科学的な合理性に基づく診断と、それに対応する戦略、政策の動員、検証とそれに基づく柔軟な戦略の見直しなど、一連の政治過程のフィードバックが目詰まりを起こしました。時々の官邸の都合で対策が打ち出され、場当たり的な対応が積み重ねられることになったのです。

 アルコール類を提供する飲食関連の業者に金融機関から「圧力」を加えてもらおうとする姑息(こそく)な措置も、内閣ぐるみの政策であったことが明らかになりつつあります。世論の反発が強くなるとすぐに引っ込めてしまう朝令暮改の体質が明らかになりました。これも「選挙戦略」に有利か不利かで全てが決まってしまう矮小(わいしょう)な政治の結果です。

 五輪開催も選挙に有利かどうかで決められているはずです。そうにらんでいるからこそ、あの1972年のミュンヘン五輪のように、多大な犠牲者が出るとしても強行しようとする力学が働くのでしょう。

 もちろん、テロによる犠牲者を出したミュンヘン五輪と、今回のパンデミック下の東京五輪とを同列に論じることはできないかもしれません。しかし、今回の五輪開催強行のしわ寄せが、感染者の増加や医療逼迫(ひっぱく)につながりかねないことは、専門家が予測しています。

 それでも五輪開催という強行突破に出るのは、選挙に有利になると踏んでいるからでしょう。結局、スポーツの祭典で日本列島が感動に包まれれば、有権者は自分たちのところに戻ってくると値踏みしているのです。

 ただ、都内の新規感染者が1日あたり2千人を上回って医療現場が大変な逼迫に陥り、さらにハイブリッドな新型株発生の危険性が高まった場合、選挙に不利に働く可能性があります。そうなれば開催中でも中止の選択が浮上するかもしれません。

 それが選挙の重圧が生んだ結果であれば、逆説的ですが民主主義はまだ働いていることになります。もちろん、それには大きな犠牲が伴うはずで、悲しくも気が滅入(めい)るばかりです。

 ◇

 この両氏のコラムを読んで感じた私の感想は、まさに両氏の最後の言葉通りです。つまり「本当に、やりきれない思いでいっぱいです」「悲しくも気が滅入るばかりです」。

 小島さんは日本人ですが夫と息子がオーストラリアに住んでいるようですので、日本ではこんなエッセイを書くために在留しているのでしょうか。日本(政府)に苦情をお持ちなら、オーストラリアで家族と静かに暮らされたらどうでしょうか。姜さんは在日の方ですので、わざわざ日本のことを心配しないで、文政権で痛めつけられた母国の心配でもしてください。

 このブログで何度も指摘していますが、両氏のようなリベラル(反日)の方たちは、権力がとりわけ嫌いなようで、政府という権力が東京都知事と協力して開催する、その東京五輪も権力の象徴と思いたいのでしょうね。そういう彼等はメディアという今や政府より強い権力を持った場所で、言いたいことを言いながら稼いでいるのです。はっきり言って必要がない人たちだと思います。

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