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2022年9月 5日 (月)

退陣後一挙に盛り上がる、文在寅糾弾集会。果たして文氏の末路は?

8_20220904173601  今回は韓国の話題です。前回の大統領選では保守系の尹錫悦氏が当選しましたが、少数与党でもあり与党内のゴタゴタも影響している上に、前の大統領文在寅氏の負の遺産も背負って、かなり厳しい政権運営を強いられているようです。

 その文在寅前大統領に向けて、韓国内でかなり大規模な糾弾集会が開かれたようです。日本では殆ど報じられていませんが、その詳細を日韓関係の専門家でフリーランサーのミン・ジェウク氏が、マネー現代オンラインに投稿しているので、以下に引用して紹介します。タイトルは『「文在寅は泥棒だ! 韓国を転覆させる! 」…韓国の“文在寅糾弾集会”で飛び出した「ヤバい肉声」と「文在寅の危ない末路」』です。

8月15日、韓国の光化門前では文在寅(ムン・ジェイン)前政権および「共に民主党」を糾弾する「太極旗集会」が開催された。

車道と歩道に集まった参加者たちが「左派を追い出せ」「主体思想派を清算しろ」などのスローガンを叫ぶ列は、ソウル市内の光化門通りにあふれ、じつに10万人を超える群衆が声を上げるほどの大盛況ぶりになった。

なぜか日本ではほとんど報じられることのないその集会の中身について、現地で見聞きした“リアルな実態”を全レポートしよう。

「文在寅糾弾集会」に行って、見て、聞いた…!

集会の演説者の一人である全グァンフン牧師は、キリスト教右派運動を率いてきた人物だ。

文在寅政府当時の2019年には、大統領府の前に「文在寅下野汎国民闘争本部」を置き、3ヵ月間、野宿デモを行ったことで知られる。

彼は、大統領府から、公職選挙法違反、大統領名誉毀損などの容疑をかけられて裁判になったが、今年3月、大法院の3審で無罪判決を受けたばかりだ。

全牧師は、コロナパンデミックが本格化した2020年にも、光復節のとき、光化門で約1万5,000人規模の集会を押し切って開催した。昨年は、「1人デモ」形態で、200人あまりが参加するデモを先導していた(韓国ではコロナ禍での1人デモは、警察に申請しなくても各自が1人デモと言えば集まれるのだ)。

10万人以上が集まった! 響き渡るスローガン!

もともと「太極旗集会」とは、2017年、朴槿恵(パク・クネ)元大統領の弾劾集会が行われた当時、その反対集会を開こうと、数十万の人々が太極旗を掲げながら自由を叫んで行進し、反共運動を広げた代表的な保守主導運動である。

8・15光復節は、彼ら保守勢力が大々的な集会を開き、米韓同盟強化、米日韓共助強化を主張して行進することで、広く知られていた。

韓国では、左派のろうそく集会に正面から対抗する性格の大規模集会と認識されている。

この日、東和免税店の前から、大漢門を越えて、光化門通りにあふれた10余万(主催側推算)の群衆の間で、スローガンは響き渡った。

南北では、ソウル広場前の交差点から、光化門広場までの約600m区間、東西では、教保ビルからオピシアビルまでの約300m区間にわたる、歩道と車道が人波で満たされた。

午後1時から始まった国民大会は、第1部「青年の時間」、第2部「女性の時間」、第3部「市民団体の時間」という順序で進行され、イベントは盛り上がったのだ。

「文在寅は泥棒だ」「韓国を共産化するつもりだ」…

この日のイベントは、主催側の全牧師(自由統一党代表、サラン第一教会担任牧師)の演説を中心に始まった。

集会を主導した全牧師は、「漆黒の如く暗かった時代に、我々は、文在寅を追い出すために、雨が降ろうが雪が降ろうが、この場所に一様に集まって、神様に叫んだ。そして、政権が交代した」と声を高めた。

さらに、「1945年8月6日、広島に原子爆弾が炸裂した。人類の歴史の分岐点になる事件が起きた。そのとき、我々韓半島は、ふたつの選択を強要された。『李承晩と生きるのか、金日成(キム・イルソン)と生きるか』であった。我々大韓民国は、李承晩を選択した」と力説した。

そして、「建国大統領として、李承晩大統領を選んだのだ。そして、大韓民国は、自由民主主義と自由市場経済、キリスト教入国論を選択した。5,000年の歴史のなかで、もっとも偉大な選択をした。今や我々は、世界10位圏の国になった」と説いたのだ。

全牧師は続けて、「このような大韓民国を、誇らしいと考えない、ひとりの強盗が現れた。それが、文在寅だ。彼は、5年間にわたり、大韓民国を解体して、北朝鮮連邦制に向かおうとしたが、追い出されたのだ」と主張した。

全牧師によれば、大韓民国はいまだに、文前大統領の追従勢力と主体思想派勢力によって、共産化の危機に置かれているという。

「文在寅清算」と「滅共」と「韓米同盟強化」

ソーシャル・ディスタンス解除以後初めてとなる、この日の光復節集会は、人員制限なしのため、途方もない数の人々が集まった。

全国から、150台あまりのバスに乗ってやって来た保守右派が結集し、彼らは、太極旗と星条旗を同時に振りながら、「文在寅清算」とともに、「韓米同盟強化」と「滅共」を掲げて連帯した。

集まった人波のせいで、世宗大路一帯は、車両の通行が、一時、全面規制された。イベント開始の1時間前から、5,000人以上が集まり始めた集会参加者は、イベント開始以後、警察推算2万人以上(主催側推算10万人)となった。

警察が、光化門駅出口の一部を塞ぎ、集会参加者と揉め事を起こす一幕もあった。

東和免税店一帯は、この日の午後ずっと、深刻な交通麻痺を起こした。

午前中から、主宰側が、世宗大路のあちらこちらに舞台を設置し、車道が規制され、午後3時頃には、他の保守団体の行進が始まり、混雑状況はますます深刻になった。

集まった人たちの「肉声」を全公開!

この日、集会に参加したキム氏(62歳、一般男性)は、「主体思想派が、現在も大韓民国のあちこちで、我が国を転覆させようとしている。大韓民国には、主体思想派勢力、つまり直接的な武力革命と暴力革命を起こそうとする人々が、いたるところに潜入している」と声を荒げた。

イ氏(67歳、一般女性)は、「自由民主主義体制を破壊しようとする勢力が、大韓民国に浸透している。朴正煕(パク・チョンヒ)大統領や過去の保守政権時期とは、比較にもならないほどの共産党員が、韓国社会に蔓延している」と憂慮した。

彼女は、「自由民主主義の大韓民国を守るためには、保守右派勢力が太極旗を掲げて、文在寅前大統領を中心に広まっている左派を清算しなければならない」と力説した。

パク氏(72歳、一般男性)は、「北朝鮮のスパイが、大韓民国のそこらじゅうに潜んでいる。南に送り込まれたスパイが、安心して活動している姿を、見れば見るほど頭にくる」と胸中を語った。

尹大統領支持者は、最近になって、20%台という低い支持率を見せている尹大統領に対して、左派の情報操作であると口をそろえた。

ウォン高、物価高、金利高の「三重苦」

就任後、3ヶ月にもならない尹大統領は、先月中旬から、各種世論調査で支持率20%台となり、回復傾向すら見せられずにいる状態だ。

長官の人選などの案件がまだ残っているという状況で、大統領室の私的採用疑惑や、令夫人の金建希(キム・ゴンヒ)女史関連の各種疑惑が浮上した。

文在寅政権の仕出かした結末のウォン高、物価高、高金利の「三重苦」で、民生経済はより一層厳しくなった。そこへきて115年ぶりの豪雨の後で、その影響に頭を悩ませているところだ。

低支持率の件に関して、集会参加者は、「尹政府の責任ではない。左派勢力の工作によって、支持率が低くなっている」と主張した。

チョン氏(78歳、一般男性)は、「韓国のメディアは、ほとんど左傾化されて、信頼できる部分がない。大韓民国は、体制競争の真っ最中であり、主体思想派に掌握されたメディアが捏造した大統領支持率に、全国民が扇動されている」と指摘した。

イ氏(54歳、一般女性)も、「尹大統領より政治が上手な人が、他に誰がいるのでしょうか。今は、左派の罠にはまってしまった状態」と言及し、尹大統領の低い支持率に対して、強い疑問を表わした。このような陰謀説に対して、韓国メディアが左傾化された理由を、「文化戦争に敗れた」という主張もある。

「スパイ」がいるぞ!

ユン氏(38歳、一般男性)は、「これまでの70年間、保守右派は、産業化だけに集中していて、左派は、扇動戦略に集中してきた。それにより、進歩、保守を問わず、結局、すべてのメディアが扇動されてしまった」と私見を述べた。

彼らの一部は、「国民の力」内部にも、スパイがいると考えている。情報提供者Aさん(匿名希望)は、「主体思想派が、『国民の力』内部に、深々と関与していて、政策方針を変更させ、自由民主主義を、保守から左派へと導いていく最中であり、『国民の力』の政党方針は、『共に民主党』と、ほとんど変わらない」と皮肉った。

一方で、文前大統領は在任当時、朴槿恵前大統領弾劾反対デモを主導した彼らに対して、内乱扇動容疑で捜査した。

内乱罪とは、「国家転覆を目的に暴力を行使すること」を扇動する罪で、3年以上の懲役に処される重刑である。市民団体の「軍人権センター」は、彼らが、「戒厳令宣言せよ」、「軍隊よ、立ち上がれ」などのスローガンが書かれた印刷物を配布して、軍部クーデターを促したと告発したのだ。

内乱罪を適用するためには、国家転覆を目的とした数多くの暴動や脅迫事件などが起こり、社会の治安を害するほどでなければならないのにもかかわらず、無実の市民を、テロ集団と決めつけたのである。

もう「弾圧」はできない

文前大統領は、朴元大統領弾劾集会当時、ろうそく集会に耳を傾け、左傾化集団となったセウォル号集会では断食闘争をしながら、キャンプを守った。

文前大統領は、自身が執権した2017年から2020年まで、太極旗集会が大規模に開かれて辞任を迫られると、コロナ対策のK防疫を理由にして、大規模集会を禁止し、しかも集団感染の原因として保守集会をあげたことで、保守団体集会を弾圧したという批判から、逃れることはできなかった。

これは、憲法に守られた「集会・結社」の自由を、完全に封じ込める処置であった。

文前大統領支持者は、保守団体のことをコロナ感染拡大の主要因であり、国家的に壊滅しなければならない団体であると、誹謗さえしたのだった。

しかし、もはや大統領を退任して弾圧できなくなると、こうした不満が噴出してきたというわけだ。

 少し前のブログで取り上げた「韓国内の言論の不自由さ」は文政権時代は、保守派だけに向けられていたことがよく分かります。そして韓国内の左傾化したメディアは「言論の自由」を振り翳して、反保守、反米、反日を繰返していたようです。

 日本でも一部の新聞や地上波テレビの多くは「言論の自由」を振り翳して、政権・与党批判を繰返していますが、韓国はその上を言っていたようです。しかし政権が保守に変わって、潮目が変わったのでしょうか、こうした保守派の集会が力を得てきたようです。

 ただ、そうは言っても文政権の5年間に浸透した、親北反日思想は根強く残っているようです。この「太極旗集会」が日本で殆ど報道されないのは、韓国のメディアの情報提供が少ないのか、日本のメディアの意図なのかは分かりませんが、どうも後者のような気がします。日本の左派系メディアには韓国籍の社員や幹部社員が多くいるようですから、彼等の工作が働いているのかも知れません。


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