鳩山元首相、そんなに日本が嫌いなら「宇宙」にでも旅立ってもらえませんか
「バカは死ななきゃ治らない」というのは、日本で古くから言われている所謂ことわざの1つですが、それにぴったりの人がいます。通称「宇宙人」と称されている鳩山元首相です。この人は「元首相」という肩書きが付いているだけに、その日本を貶める言動にはある種の「箔」が付いているという意味で、この上なく迷惑な人です。一向にその妄言が改まらないため、冒頭のことわざが見事に当てはまります。
産経新聞論説委員の坂井広志氏が同紙のコラム「一筆多論」に掲載した記事に、その一部が語られています。タイトルは『「元首相」鳩山氏の妄言』 で、以下に引用します。
◇
ドイツのショルツ首相が中国を訪問し、3期目に入り独裁体制を確立した習近平国家主席と会談した。このニュースを耳にし、旧民主党の鳩山由紀夫元首相の顔がふと思い浮かんだ。
鳩山氏が今も首相であったならば、喜々として北京詣でをし、満面の笑みを浮かべて習氏と握手を交わし、代償として日米同盟に亀裂が入ったことだろう。
そう思ったのは、9月28日に衆院議員会館で行われた市民団体による「日中国交正常化50周年記念大集会」で、あきれた言動をしていたからだ。
文化交流の話から始め、「2千年近く前から、多くのことを日本は中国から学ばせていただいた。漢字一つとっても中国からいただいたものでございます。感謝こそすれ、けんかをする相手ではないのは当たり前だと思います」と、これでもかとばかりにへりくだって語ると、会場からは拍手が湧き起こった。そして、こう続けたのであった。
「にもかかわらず、日本は中国に侵略を行った。敗戦国は無限責任を負っている。傷つけた側は傷つけられた側が『これ以上謝る必要ないよ』と言ってくださるまで、謝罪する気持ちを心の中で持ち続けなければならない」
鳩山氏からは似たような発言をこれまでも聞いたことがあるが、今でも土下座外交を追求し、日本という国を「溶解」させようとしているかのような妄言を続けていることに啞然(あぜん)とさせられた。
発言はエスカレートし、わが国固有の領土である尖閣諸島(沖縄県石垣市)について持論を開陳した。
「(平成24年に)国有化の話になって、中国も領有権を主張しなければならないということで、定期的に船が出てくるようになった。向こうとしてもやらなきゃならないことを、やっている。こういうことが一触即発のことを招きかねない。もう一度、棚上げにすればいいだけの話じゃないですか。将来の世代に解決を委ねればいい」
中国側に理解を示していることが信じられないが、そもそも歴史認識からして間違っている。
「棚上げ論」は昭和53年10月に、中国の鄧小平副首相(当時)が来日し記者会見で「こういう問題は一時棚上げしても構わないと思う。十年棚上げしても構わない。次の世代はわれわれよりもっと知恵があろう」と語ったことで知られている。
来日時、鄧氏は福田赳夫首相(当時)との会談でも「こういうことは、会談の席上に持ち出さなくてもよい問題である。次の世代はわれわれよりももっと知恵があり、この問題を解決できるだろう」と語ったが、福田氏は言質を与えていない。「もう一度」も何も一度も棚上げに合意していない。これが事実である。
台湾情勢をめぐっても鳩山氏は、「50年前に答えは出ている。台湾は中国の一部であるということに対し、日本政府は理解すると言っているわけだから、この問題は解決している。とやかく外から言う話ではない」とまるで台湾を見捨てるかのような言いぶりであった。
12月で旧民主党が下野してから10年が経過する。「元首相」という肩書がついて回る人物が、国益を損なう発言を繰り返している現実を目の当たりにすると、頭が痛くなる。
◇
まさか亡くなって欲しいなどとは言えませんが、何とか周りから諭してやることはできないのでしょうか。まあ「宇宙人」ですから無理でしょうが。
ところで彼に限らず、日本を売りたがっている人たちは、過去から大勢いますね。「慰安婦強制連行」を作り上げたのも、国連に行って「性奴隷」だと進言したのも日本人ですし、「南京事件」を殊更大きな問題にしていったのも日本人です。
こう言う人たちはその一方で、アメリカの「原爆投下」や「東京を始めとする都市大空襲」、旧ソ連の「樺太・千島での蛮行」、それに中国の「通州事件」などの「民間人大量殺戮」や、更にはソ連兵による日本兵の「シベリア連行、強制労働、拷問致死」、などの日本人が受けた戦争犯罪には全く黙りです。
日本は「水に流す」国民性から、以上の残虐な戦争犯罪に対して、口をつぐんできましたが(実際にはGHQによる言論封殺とその後遺症ですが)、鳩山氏は相手国に対していつまでも謝罪せよという、自らが「日本人」を捨て去った発言をしています。どうか宇宙の旅でもしていただいて、日本に帰ってこないことを切に願います。
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