エネルギー

2018年11月28日 (水)

原子力エネルギーの活用を考える

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 エネルギー政策は国の重要な政策の一つです。エネルギーを生む資源、現在でもその主役は石油でしょう。原油およびその精製品、天然ガス併せて世界の一次エネルギーの半分以上を占めています。これに石炭を加えれば85%は化石エネルギー源に依存しているのです。日本もほぼ90%をこの化石エネルギー源に頼っています。



 この化石エネルギー源は2つの問題をはらんでいます。一つは有限であること、もう一つは利用時に大量のCO2を排出することです。

Download_15 温室効果ガスはCO2がその大部分を占め、排出量は世界全体で2017年、CO2換算で535億トンに上っています。このままだと2030年までに地球全体の平均温度の上昇を、2度未満に抑えるのが難しいようです。


 またメタンハイドレードトなどの未来燃料の話もありますが、まだ未知の段階です。それにCO2排出の問題は残ります。この問題を解決するエネルギー源は水力や風力、太陽光などを源とした、所謂再生エネルギーと原子力エネルギーです。

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 再生エネルギーの内、水力はかなりのウエイトを占めますが、今後増加の余力が少なく、風力や太陽光は安定性に欠けます。しかも量的には限界があります。そこで数十年前から各国で原子力エネルギーが、とりわけ発電に利用されてきました。日本でも2005~6年には総発電量の3割を占めていました。

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ところが2011年3月の、東日本大震災での福島原子力発電所の事故で、一気に縮小、その後の安全基準の大幅規制強化により、再稼働の審査が非常に厳しくなり、現在再稼働中の原発は9基しかありません。最大59基を数えた原発も廃炉や安全審査未申請の原発が30基以上あり、その結果現在稼働中の原発に加えて審査合格後稼働予定の原発を含め、総計25基と半分以下となりました。

 ところで安全審査で合格となった原発でも、地元の承認が必要で、すぐには稼働できません。そこへ反原発団体や弁護士グループの横やりで、運転差し止めを求めた仮処分申請も行なわれ、数ヶ月遅れたりする例も出ています。

 しかし冷静に考えれば、エネルギー資源の殆どない日本にとって、安全さえ担保できれば、クリーンで資源も再利用できる原子力を活用しない手はないと思います。ただ感情的に反対するのではなく、どうしたら安全を継続できるのか研究を重ね、それがまた原子力利用の技術の向上に繋がります。また福島原発事故の復旧過程で得た経験も重ね合わせて、原子力技術の先進国になっていく方向に進むのが最良の策だと考えます。


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